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南イタリア一人旅 
INDEX ↓タイトルを押すとジャンプします

プロローグ&本
12/30 20時間以上の移動 
☆飛行場にて☆機内で出会った夫婦☆長〜い機内といまいちのサービス☆ようやく使えたイタリア語☆Milan→Napoli☆最後の難関タクシー☆ホテル・・・☆
12/31 カプリ島でのカウントダウン
☆ホテルの朝ごはん☆ホテルの予約&イタリア語☆地下鉄でメルジェッリーナへ☆朝の散歩・・・☆船でカプリ島へ☆カプリ地区に行くのに一苦労☆ホテル探しと移動☆空腹に負けてお昼☆アナカプリ観光1-街をぶらぶら☆アナカプリ観光2-カプリ一高いソラーノ山☆アナカプリ観光3-Villa S.Michele☆カフェでのんびりしていたら☆忘れ物&ホテルで仮眠☆いざカプリ地区へ!☆夜の散歩☆寒い・・・☆いよいよカウントダウン☆一緒にお祝い☆ホテルへ&インターネット☆
1/1 カプリ島に手足を痛める
☆ホテル予約とプロントさん☆ネットと朝ごはん☆チェックアウトまでの道のりとリラ☆青の洞窟までの10分☆青の洞窟〜上から〜☆次はカプリ地区へ☆サン・ジャコモ寺院でモデル気分☆途中です・・
1/2 ユースホステル脱出&ナポリ観光
途中です・・
1/3 東から西へ大移動&サッシに絶句
☆朝ご飯☆チェックアウト☆まずはカゼルタへ☆遅れるのは当たり前☆InterCityで迷子!?☆雨のバーリでお金をゲット☆マテーラ行きの電車☆宿探し☆早速サッシ地区へ☆とりつかれた私☆ようやくインターネット!☆ホテルでお洗濯☆レストランにて・・・あっさりしたもの!?☆Bello, bello☆
1/4 トゥルッリのホテルに大感激♪
☆サッシの夜明け☆朝食とホームページ作成☆とっても親切なTourist Information☆ホームページアップ!☆地図片手に散歩開始!☆Caveoso地区と洞窟☆不思議な岩窟教会(IDRIS教会)☆お昼はコースに挑戦!☆断崖絶壁にびっくり!&Duomo☆イタリア語で予約☆マテーラ→バーリ☆バーリ→アルベロベッロ☆念願のトゥルッリに宿泊☆Mi Trulli(私のトゥルッリ)☆迷子になりながらレストラン探し☆夕飯もイタリア語で☆日本人の家族と私☆おうちに到着☆
1/5 アルベロベッロと出会い
☆アルベロベッロの夜明け☆日の出は屋根から☆朝ご飯は・・・☆スーパーでお買い物☆Tourist Information Centerは・・・☆にぎやかなアルベロベッロ☆現地ガイドの人とお買い物☆教会見学&お買い物☆とうとうフルコース&ケーキ☆おっかいものと出会い☆日本の写真?☆勧誘!?☆お祭り!?☆女3人で語った夜☆おやすみなさい☆
1/6 予定外の祝日&帰りのバスに大ピンチ
☆ばたばたと朝ごはん☆待ちぼうけのチェックアウト☆不思議な経験☆え・・・祝日!?☆スーパーでお買い物☆タバッキ=タバコ自動販売機!?☆Yokoさんのお店へ挨拶に☆Akikoさんとお茶☆年賀状&アメリカ人夫婦&最後の散歩☆帰りのバスのチケット☆大ピンチ☆交渉&感謝☆バスの中もイタリア☆ホテルに到着してバタン☆外に出たら元気に☆最後の晩餐、大成功!☆帰りもウィンドウショッピング☆変なシャワー☆
1/7 いよいよ帰国日
☆朝の散歩☆バスの時間☆ゆっくりとした朝☆バスではらはら☆小さい飛行機と手を上げろ!?☆ミラノではらはら☆日本への飛行機☆飛行機の中もイタリア☆到着!したのは私だけ・・・☆家族と再会&家に到着☆
イタリアリンク集(予定)

プロローグ&本*
今年はリフレッシュ休暇(うちの会社の年1回の長期休暇)をとれたら、ヨーロッパにふらーっと行きたいなぁ、と思っていました。年末年始に取れると決まった次のときには行き先を考えていた私。イタリアはずっと行きたいとおもっていたのですが、北のほうは冬は寒そう。ということで、長年の希望だった「青の洞窟」とAkikoに写真を見せてもらって一目ぼれした「アルベロベッロ」のある南イタリアに行くことにしました。直前になってしまったのですが、イタリアの本をたくさん買い込んでお勉強。ちょっと治安が悪そうだったり、思ったより暖かくなさそうだったり、青の洞窟は冬は入れないことが多いとわかったり、不安も大きかったのですが、久しぶりのヨーロッパ一人旅に心が踊っていたのも確かです。またしても事前にたくさん本を買い込みました。行く前に読めたのはほんのわずかで、あとは持参しました。

絵と写真が多くて
楽しい一冊

第二のガイドブック
南イタリア旅行者必見!

生活文化を知る一冊
深いです

定番ですねぇ
必携です

この1冊でイタリア語
プチマスター
12/30 20時間以上の移動
今日の飛行機は2時なのでいつもばたばたする私も余裕だった。前日に夜更かししたのはいつも通りだったのだけど。(昨日になって船の時間や見所を調べたりしていた。)朝は、ホテルリストや時刻表を印刷したり、なぜか上海の出張日記をアップしたり、部屋を片付けたり。そして、めずらしく京成にて飛行場まで行くことにした。今回はアリタリアなので第一ターミナル。いつも行かないところなのでどこで降りればいいのか少し悩んだ。いつも思うのだけど、「空港第二ビル」(=第二ターミナル)「成田空港」(=第一ターミナル)ってわかりにくい駅名だよねぇ。
飛行場にて
第一ターミナルはなんだか、外国の飛行場みたい。なんかあまり緊張感もなくて人も少なくて静か。年末年始のラッシュを期待(?)していたのでちょっとひょうしぬけ。チェックインをして身軽になってからは、用事をすませるためにうろちょろ。なぜか電池が切れた時計をしてきていたので、電池を買い、ユーロの現金がなかったので両替して(レートがひじょーに悪かった)、お腹がすいたのでコンビニでお昼を買って、恒例の雑誌を買って。さらには、いろいろ探検したくなって歩き回っていたら「展望エリア」というのがあって外に出てみた。そこで飛行機を見ていたら、すっごく昔、子供の頃にきたことがあるような気がした。多分、ここに来てお父さんを見送ったことがあるような、そんな記憶がよみがえってきた。
本当はゆっくりコーヒーでも飲みたかったのだけど、うろちょろしているうちに時間になったので中に入った。こちらもがらがらでらくちんらくちん。第二ターミナルより小さいので搭乗口までの移動も楽だ。搭乗口まで気が付いたのだけど、今回乗る飛行機はJALとのコードシェア便だった。JALの友人に「アリタリアの安全性はJALの6割」と冗談で脅されていたので「なーんだ。」なんて思いながら乗り込んだ。ついでにJALマイレージもつけばいいのになぁ。
機内で出会った夫婦
機内ではもちろん窓際をゲット!隣は年配の夫婦だった。とても中のよさそうな素敵なお二人は、毎年、年末年始とお盆は10日間くらいヨーロッパにきているのだとか。最近は、地中海に来ることが多く、今年はマルタ島にむかっているとのこと。今回の旅行でマルタ島まで足を伸ばすことも少し考えたから、奇遇だなぁ、と思っていろいろとおしゃべり。一人旅で予定は今から決める、というとびっくりしていた。全く同じ地球の歩き方を持っていたのでお勧めの場所を聞いてみた。カプリ島とアルベロベッロ以外に行くところは決めていなかったから、この情報はとってもありがたかった。教えてもらった情報と、もってきた南イタリアのエッセイ(「南イタリアに行こう」)を見ながら旅行のプランを立てた。その二人が進めていたシチリア島まで夜行の船で行きたかったのだけど、今回はスケジュール的には厳しそう。ということで、今回はこんなプランにしてみました!(旅は予定通り行かないもの、取り消し線&オレンジが実際で〜す!)

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14:05 成田発 18:50 ミラノ着 21:20 ミラノ発 22:50 ナポリ着 
 ナポリ泊
→カプリ島へ移動、青の洞窟にトライ!島を1周、カウントダウンの花火
 カプリ島泊 
もう一度青の洞窟にトライ!カプリをぶらぶら
(案1)→ナポリへ移動、旧市街(世界遺産)ナポリ泊
 
*カプリで歩き過ぎ
(案2)カプリ島泊
*宿とれず
(案1)アマルフィ海岸(世界遺産)へ、エメラルドの洞窟
(案2)もう一度青の洞窟にトライ!→ナポリへ移動、
 
*昨日の歩き過ぎで足痛〜い!
   旧市街(世界遺産)他 ナポリ泊
 
→バーレへ移動、カステル・デル・モンテ(世界遺産)を見て、マテーラへ
  マテーラのサッシ(世界遺産)に宿泊
 *サッシの宿はいっぱい  
マテーラ見学後アルベロベッロへ 、イタリア料理教室
 *マテーラにはまり、移動したのは夜
  アルベロベッロのトゥルーリ(世界遺産)に宿泊
アルベロベッロ見学、早朝の散歩からスタート(夫婦のお勧め)
⇔オストゥーニ
  トゥルーリにもう1泊又はオストゥーニ泊
 
*レストランで話込み&夜はフェスタ
→バーリに移動、バーリ観光&ショッピング♪
 
*祝日で動き取れず危なかった〜
  BALE泊
12:15バーレ発
10:35日本着
 
*荷物は届かず、翌日着(うらやましい・・・)
長〜い機内といまいちのサービス
なんと、ミラノまで12時間もかかるとのこと。(そんなこと、調べとけーという感じですが、私は飛行機でどれくらいかかるかとか全く興味がなくて・・・)その間ご飯が2回。1回目のご飯はイタリアンか和食か選べてなかなかおいしかったのだけど、2回目のはちょっといまいち。映画はビデオで見れるので、自分のペースで見れて良かったかな。でも、なかなかサービスが始まらなかった。「Stepford wives」というのとシルクドソレイユ(AllegriaUを公演しているグループ)のビデオを見た。あとは寝て、起きて本を読んで、計画を立てて、イタリア語の勉強をして、写真とって、、、というのの繰り返し。後半はほとんど寝ていた気がする。12時間は思ったより長くはなかったなぁ。
途中で無性に喉が渇いて(ビールを飲んだためだと思われる。)スチュワーデスさんを呼ぶボタンを押してみた。なんにもおこらない。ふと上を見るとランプが消えている。もう一度押してみた。何もおこらない。そしてランプが消えた。なんだか悔しくなって5回くらい押しては消え・・・を繰り返したあと(笑)、ようやくきてくれた。それもなぜか二人しか乗っていないという日本人が。このあと、この人に会う事はなかったのですが、呼んでいる人が日本人だってわかったのかなぁ。せっかくイタリア語を使いたくって、でも周りの人を起こさないようにと思って、紙に「ブラッドオレンジジュースを下さい」ってイタリア語で書いてたのに・・・。残念。
さらに、トイレに行くタイミングを逃して、2回目の食事の直前に席を立つとスチュワードさんに「You can not go now. Sit down.」と子供のように怒られ・・・。2回目の食事でワインを飲みたかったのに我慢しなきゃいけないことに(泣)。日本とのサービスの違いを感じてしまったのでした。

ようやく使えたイタリア語
ミラノで乗り換え。マルペンサ空港はなかなか広く、さすが、というくらいブランドの店がたくさんあった。でも、ここで見てはいけないと我慢。普通のDFSで乾燥対策にボディーローションを買うだけで我慢しました。最初の店で買おうとすると「あなたの飛行機はAターミナル発、ここはBターミナルだから買えないよ。」と。なんだそれー。なんだか知らないルールがいろいろあるみたい。
喉が渇いたから何か買おう、と思ってBARへ。そこでもってきたイタリア語の本で勉強した単語を使おうと思ったのに、結局「A bottle of water, please」と英語になってしまった。悲しい・・・と思い再度イタリア語のお勉強。スペイン語と似ているから覚えやすい。pleaseが「Por favor(西)」「Per favore(伊)」、How are you?が「Como estas?(西)」「Come sta?(伊)」と言った具合。数字も似てる。スペイン人の友達がイタリア人の話していることはなんとなくわかるっていっていたなぁ。日本人にとってありがたいのは、ローマ字読みすればいいということ。そして、カタカナ読みで通じると言うこと。この旅では頑張ってイタリア語を話そう!そう改めて決意したあと、ようやく使う機会が。今度はコーヒーが飲みたくなったのだ。そこでイタリア語で注文すると、ちゃんと「Uno treinta(1.30)」と値段が返ってきた。「Uno Capuccino, pre favor.」って言っただけだけどね。通じることが嬉しいんだよね(^^)

Milan→Napoli
2時間半も待っていたにもかかわらず、飛行機は1時間半だけ。あっという間にあがり、うとうとしていたらジュースが出て、あっという間に降りた。でも、飛行機の中はほとんどがイタリア人だったのがなんとなく嬉しかった。となりのお兄ちゃんにじろじろ見られていた気がするのは気のせいかなぁ。まだ、話す勇気がなく、隣でおとなしくイタリア語の勉強したり雑誌を読んだりしていました。ガイドブックを表に出さないほうがいい、とのことだったのでホテルの名前と「○○ホテルに行って下さい」というのと、「中央駅の近く」というのをノートにイタリア語で書いて準備万端!
ナポリの飛行場は小さく、バスで移動するともうそこがBaggage Claimそしてノーチェックで外へ。ミラノでパスポート見せたのが出国審査だったのね、とその時気づいたのでした。外に出る前にトイレに行こうと思ったら、女子トイレがない...。今日はことごとくトイレ運がないなぁ、と思っていたら地元のおばちゃんはまったく躊躇せず、男子トイレに入っていった。私にはできませんでした。(*_*)

最初の難関タクシー
さて、今日の最大の難関のタクシー。なんといっても前回のポルトガルのいやーな経験(50ユーロも請求されて、深夜に言葉も通じない中タクシーの運ちゃんとけんかした)のがあったから、今回はあらかじめホテルに、タクシーのレートを聞いていた。15ユーロだというメールの返信をちゃんと印刷して。タクシー乗り場につくと、「Taxi?Taxi?」と声がかかる。「○○ホテルに行きたいのだけどいくら?」と頑張って「Quant'e?(いくら?)」だけはイタリア語で言ったのに「twenty-five」と言ってきた。「高い!」と思ってホテルの人のメールを見せて「fifteen」と交渉開始。相手は「twenty」と主張してゆずらない。そして、英語とイタリア語のちゃんぽんで説明を始めた。これも、お決まりの「お昼はこの値段だけど、夜、この時間だから高いんだよ。」という本当かどうかわからない主張。他のタクシーにも聞いてみようかと思ったけど、まぁいいかな、と思い乗り込んだ。でも、このタクシーメーターも見当たらない普通の車だったんだよねぇ。車の上にはちゃんとTAXIって書いてあるけど・・・。そして、ホテルに近くなった頃、「two, three minutes. I speak English a little.」と話し掛けてきた。とりあえず控えめの笑顔で対応。(ちょっとびびっていた。)そうすると、「in hotel sleepだよね?central stationはnightはdangerousだから移動は明日のmorningにね。」みたいな感じで話しつづけていた。「Rolexはとられちゃうよ。」と言われたので「Rolexしてないから大丈夫だよ。」と、今考えたら変な会話だ。結局ちゃんと送り届けてくれたので、お約束の20ユーロ+1ユーロチップであげました。ぼられているのが通常料金なのかはわからないけど、でもいやな思いもせずちゃんとホテルについたのでよしとすることにしました。とりあえず、第一難関突破!
ホテル・・・
初日のホテルはちょっと奮発して85ユーロのところに。1万円以上するんだから、と期待していたのだけど意外とこじんまりしたお部屋。イタリアは意外と物価は安くないのかもしれない。

テレビも冷蔵庫も金庫もありお湯もたっぷり出たから贅沢はいえないのかなぁ。結構くつろいでいるし。時差ぼけのせいか、飛行機でたくさん寝たせいかあまり眠くならないので、この日記をちゃんと書いてから寝ることにしました。ちなみに、無線LANを検索してみるも見つからず・・・。それにしてもお腹がすいた。
到着したのはこちらの時間の23:30だから20時間以上も移動していたことになる。すごいなぁ。でも、このヨーロッパの匂いをかぐためにはそれくらいかかってもいいかも。なんとなくヨーロッパに来ると落ち着くのは、昔住んでいたせいかなぁ。毎回「戻ってきた〜(^-^)」って心の中で思います。
さて、本番は明日からです。おやすみなさーい。

12/31 カプリ島でのカウントダウン*
時差ぼけかそれとも飛行機の中で寝すぎたのか、あまりよく寝れなかった。2時ごろ寝たのだけど、4時に目が覚め、6時に目が覚め。今日は朝早くからカプリ島に行きたかったので、6時に目が覚めた時に起床した。7時からの朝ご飯に一番乗りで行こうと思ったのだ。
ホテルの朝ごはん
「ボンジョルノ」と挨拶をしながら、食堂へ。案の定誰もいなかった。朝ご飯はビュッフェ形式。コーヒーにジュースにパンにヨーグルトにコーンフレークにハムにチーズに・・・。地球の歩き方に「朝食は充実」とあったので期待していたのだけど、まぁまぁかなぁ。(とこのときは思った。今考えたら充実しているほうだった・・・のかも。)そういえば、このクロワッサン、あったかくて、中にあまーいクリームが入っていてびっくりしました。でも、なかなか美味。


これがホテルの朝ご飯
ビュッフェで〜す


こちらがMicheyの朝ご飯じ
甘いクロワッサンにびっくり!

ホテルの予約&イタリア語
カプリ島のホテルを予約しようかなぁ、とホテルの部屋から電話してみた。頑張ってイタリア語で「シングルの部屋空いてますか?」と聞くと「コンプリート」と一言。「通じた!」のは嬉しかったのだけど、多分いっぱいという意味だよねぇ。とりあえず、「グラッツェ」と言って電話を切った。
やっぱり年末年始は混んでいるのかなぁ、なんて思いながらとりあえず向かってみることにした。ということで出発!
カプリ島行きの船はメルジェッリーナ港から出るということだったので、地下鉄で行くことにした。中央駅は治安が悪いと聞いていたので、どきどきしていたけど、特に問題はなく。中央駅のにぎやかな雰囲気とその後ろに見える山の風景のコントラストがなんともイタリアらしかったです。

地下鉄でメルジェッリーナへ
駅では「Uno bilietto per Mergellina(メルジェッリーナ行き1枚)」と言ってみたけど、地下鉄は一律1ユーロらしい。とりあえず、でも買えることが嬉しいのが初日。それをドイツのようなスタンプマシーンに通し(そうすることで、時間がスタンプされる。これをしないと検札が来た時につかまってしまう。)中へ。2号線に乗りたかったので、「Metro Linie2」とかなんとか書いてあるホームへ降りてみた。ちょうど電車が来たのだけど、方向が正しいか分からずのろうとしている人に「Mergellina?」と聞くと「Si.」と。どうやらこれでいいらしい。駅につくたびにホームにある駅名を見ながらチェック。地球の歩き方を手にもっていると観光客とばればれなのでやめましょう、とあったので見ることもできず・・・、小さいノートに書いた「6つめ、Mergellina」というメモを片手に緊張して乗っていた。すると、私がさっき訪ねた人が「Mergellina、dopo・・・」と教えてくれた。「え?ここなの?」と思って降りようとすると「No. Dopo. After.」と。「次の駅だよ」と教えてくれたのだ。あとで「dopo」という単語を調べると「後で」とのっていた。御礼を言って次の駅で降りようとドアに向かうと「ドアはあっちだよ」と逆方向を。いろいろお世話になりました。(笑)
朝の散歩・・・

駅から人の流れに沿って歩いていると、海が見えてきた。海大好きのMicheyはこれだけで感激!「うみだーーー」と独り言を言いながら元気に歩いていった。海辺に出ると、海岸線沿いに大きな道路が通っておりそれを超えたところにボートがたくさんある港と「SNAV」という文字が見えた。8時35分に出るのでぎりぎりセーフ。でも、船は見当たらない。おかしいなぁ、と思ってそこにいたお兄さんに「Capriに行きたいんだけど」と英語でいうと、遠くを指差してイタリア語でわーーっと話してきた。もちろん、わからない。「うーーん。」とわからない顔をしていたら「Four Kilometer」と言って指で歩くゼスチャーを。ちょっと「かわいそうに」という顔をしていたのは気のせいだろうか。言われた方向に歩いていくとまた別の船の会社があったのでそこでも聞いてみると、やっぱり遠くを指差す。これは歩くしかないね、と気を取り直してお散歩することにした。次の船は1時間後だし間に合うだろう。
でもこのお散歩がとても快適だった。朝の気持ちいい空気と潮風、そして遠くに見える島と山、街。ランニングしている人も多い。途中、漁をしている人や、とれたものを売っている人がいたり、ネコがたくさんいたり。重たい荷物さえなければ最高だなぁ、と思いながらせっせこ歩いた。ときどき地図を見て「サンタルチアまで行けば」と頑張り、そのうちSNAVという看板が見えて「きっともうすぐに違いない」と。結局50分くらいあるいただろうか。王宮の向かいに船乗り場はあった。

海が見えてきた−
思わず独り言

 



船でカプリ島へ
今度はちゃんとチケットが買えました!でも、イタリア語で頑張ったのに戻ってきたのは「Eleven」という英語だった・・・。悲しい。どうやら11番から出航するらしい。駅のホームのように電光掲示板があってそれぞれどこ行きかのってます。でも、11番の電光掲示板は「ネットワーク不調」みたいなことしか書いてなくて、ちょっと不安でした。
徐々に人も増えてきたから大丈夫かなぁ、と思いながらまっていると到着!これにのるのね。。。と思ってチケットを渡して乗り込もうとしたその時「イスキア、ノ、カプリ」と。これはイスキア島行きらしい。やっぱり時間どおりにはこないのねぇ。もうしばらく待っていると来ました来ました。みんな待ちくたびれていたのか、ものすごい勢いで入口へ。私も乗り込んで右側の窓際をゲット!(というほど混んでもいなかったのだけど。)どうやら私はイタリア人団体の間に座ってしまったらしく、とってもにぎやかなおばちゃまたちの声が頭上を飛び交う・・・。ちょっと失敗したかなぁ。途中歌を歌い始めたり、大笑いしたりとにかくにぎやかな南イタリアのイメージどおりの人たちだった。でも、後半ものすごいゆれて気持ち悪くなったのか、人が変わったように静かになったのでした。ものすごくゆれると聞いていたこの船、たてによこに本当にすごかった。ちゃんと酔い止めを飲んでいた私は平気だったけどね(^_^)v
やっぱり散歩しながら見えていたのがカプリ島でした。ヨーロッパ人のリゾート地だと言うこの島は思ったよりも自然が残されていました。切り立った崖の間に街がある感じです。どんなところなのか、わくわくしてきました。


カプリ地区へ行くのに一苦労
カプリ島は大きく分けて二つの地区に分かれます。カプリ地区とアナカプリ地区。(余談ですが、イタリア人の発音は「カップリ」みたいな感じでとてもかわいい。)しか〜し、私も目標はそこではなく青の洞窟。Information Centerで「青の洞窟は今日はいけないの?」と聞くと「いけない。」とのこと。そして「明日は?」と聞くと「Maybe」と。Maybeって英語だとっても確立が低いんだけど、、、わかって使っているのかなぁ、それとも「多分」くらいののりなのかなぁ。そこで「ここにかけて聞いてみたらいいよ」という電話番号をもらい、地図をもらいカプリ地区へむかうことに。
カプリ地区へはロープウェーがあるということだったのに、のに、のに、止まっている様子。タクシーにすごい行列ができていたのだけどとりあえず並んでいたら、オレンジ色の小さいバスが来た。このバスが上にあるカプリ地区に言ってくれるらしい。1台目、いっぱいでのれなかった。2台目、乗る直前でみんながチケットを持っているのに気が付いて隣にいたドイツ人に「Entschludigung, wo kann mann die Karte kaufen?」とドイツ語で聞いてみると「Darueben」と。見ると遠くにチケット売り場が。チケット売り場に買いに行って戻ってくるまでに2代目も行ってしまった。ドイツ語を聞くと思わずしゃべりたくなってしまう私、相手からしたら日本人が急にドイツ語はなしてきてびっくりしただろうなぁ(笑)。そして次をまっていると、「Excuse me」とアジア人に話し掛けられ「Yes」と言うと「Japanese?」と。日本人に英語で話し掛けられるなんて・・・あまり日本人に見えなかったのでしょうか。チケットの買い方を知りたかったらしく、教えてあげました。そして3代目にようやくのれました。ガラガラだったからよかったかな。バスは右に左に180度に近いカーブを曲がりながら登っていきます。バスの大きさが小さいことにも納得。すれちがうのがやっとなのです。何回カーブしたでしょうか。終点=カプリ地区に到着。バスが泊まったところより先は歩行者天国のようです。

ホテル探しと移動
カプリのシンボルサント・ステファノ教会を目印に歩いていくと、小さなとおりが終わってぱっと視界がひらけました。右側に見える絶景に思わずため息。左側には眼下に広がる真っ青な海に、小さい町に大自然、そして右側には歴史的な建物に小さな路地の入口。この景色を見た瞬間にカプリ島にほれました。と、このとき先ほど話し掛けてきた日本人の家族が「さっきはありがとうございました。お写真とりましょうか?」と。お言葉に甘えて教会の前で取っていただくことにしました。もちろん、お礼に家族写真もとってあげました。
本当は、このままぶらぶらしたかったのだけど、この重い荷物をなんとかするべく、今日の宿を決めることに。教会の1階がTourist Informationになっているので、ここで「今日の宿を探しているんだけど・・・」と。こういうところは英語が通じるから助かります。「今日?」とちょっと渋そうな顔。「難しいの?」と聞く私に「いくらくらい?」と。「うーーん、あまり高くないところ。」そして「カプリ地区がいいの?」と聞かれたので「駄目ならアナカプリでもいいけど、できればカプリ地区」この条件で、かたっぱしから電話をしてくれました。そして、5件目くらいにようやく合ったみたいで・・「75でアナカプリだけどいい?」と聞かれたので、即OK。この一生懸命さにこれ以上の贅沢はいえない気がしたのです。どうやら冬で休業しているところが多い上、年末年始は混むようで、カプリ地区では空きはないみたいだし。行き方とホテルの名前を教えてくれたのでみてみると、地球の歩き方にのっている宿でした。「カウントダウンはカプリ地区であるの?」と聞くと「アナカプリでも歩けど、カプリ地区のほうが有名ね。」とのこと。なるほど。
とりあえず、アナカプリの宿へバスで向かいます。アナカプリはカプリよりも高いところにあるみたいでバスでまたも登っていきます。外側にカーブする時は崖と海が目の前でスリル満点。
センターでバスを降りて歩いていると、「どこにいくの?」と地元のおじちゃんが「Hotel Calmencita」と伝えると「そこだよ」と。どうもありがとう。ホテルの部屋はとってもとっても小さく(ベットと人が通れるくらいの幅)、窓もなく、ちょっとびっくりしましたが、まぁ、贅沢は言えないかな。おじさんは親切で私の質問攻めにいろいろ答えてくれました。
青の洞窟についてはやっぱり「Maybe tomorrow.」という返事。ポスターを見せながら「入口が小さいからね・・・」と説明してくれました。他にも、カプリから夜中タクシーで帰ってこれるか、とかイベントガイドの意味とか。どうもありがとう!

空腹に負けてお昼
カプリ行きのバスにのるために中心部にあるバス停へ。近くの路地にひかれてすこしぶらぶらしてみました。細い路地に白い建物や石の壁やお店がならんでいてとっても私好み。シーズンオフで残念ながら半分以上のレストランとお店はしまっていたけど、それでも充分楽しめそうです。そしてバス停に戻ってバスをまっていたのだけど、なかなか来ず、お腹がすいてすいてたまらなくなってきました。Micheyの座右の銘(?)「腹が減っては戦はできぬ。」ということで、予定を変更してまずはアナカプリ地区でお昼を食べることにしました。ぶらぶらとメインストリートを歩いてみてもなかなか空いていて人が入っているレストランがない。しばらくいってふと横の路地を見ると「trattoria」という看板が。外のテーブルには人もいていい感じ。銀のトレーにむぞうさに乗っているお魚も気に入りました。
サンタクロースみたいなおじさんに「Anything to drink?」と聞かれたのでここの名産でさっき売られていたのを飲もうとメニューにはなかったけど「リモンチェッロ」と言うと「Water?」と。お水も頼んだほうがいいのかなと、「Yes」と答えました。その後おじさんは他のお客さんとイタリア語で「この子リモンチェッロ飲むって言うんだよ・・・」と笑ってます(多分)。リモンチェッロってとってもとっても強いレモンのリキュールなんだけど、お昼と一緒に飲むものではないのかなぁ。でも、ちゃんと自家製のを持ってきてくれました。とっても強いけど、レモンの香りがよくて飲みやすい危険なお酒でした。食べ物はトレーにのっていた魚。小さいのが良くて「Piccolo」と頼んだのは私だけど、食べ終わっても満腹感はなく、これまたトレーにのっていた自家製のラビオリを追加注文して笑われました。だって、、足りないんだもん。これでしめて40ユーロ。カプリ島はリゾート地だけあって物価が高いようです。つよーいリモンチェッロでほろよいになりながら、今日行くところを考えます。どこも2時とか3時に閉まってしまうことが分かったので今日はアナカプリ地区を攻めることにしました。


アナカプリ観光1-街をぶらぶら
レストランの近くにサン・ミケーレ教会という教会があるということで行ってみることに。でも、ガイドブックでは15:00まで開いているというこの教会、門らしきところを押してみるも開きません。天気がいいからか、日向ぼっこをする人がたくさんいるだけでした。写真だけ収めてまた散歩。Informationでもらった地図だと、赤い家が有名らしいのだけど・・・これもよくわからないまま写真に収めました。静かな街をのーんびり散歩するのも冬ならでは、かなぁ。かわいい路地があったりして。
     
アナカプリ観光2‐カプリ一高いソラーノ山
リフトでカプリで一番高い山に登れるということで、そこに向かっていくことに。登りはリフトで帰りは歩いて下ってこようかなぁ、なんて思ったのですが念のため、往復のチケットを買います。これはあとで大正解ということが判明。上から見ていると歩いている人なんてだれもいないし、道なき道、という感じだし、歩いたらきっと大変なことになってました。一人乗りのリフトから見えるのは、ちょっとごつごつした岩がのぞく大自然、右手には海という大絶景。家やぶどう畑が点々とあり、観光地ではないカプリ島をかいまみることができました。でも、真下を見ると結構高いしスリルも満点。すれ違う子供たちと手を振ったりしながら過ごすこと10分。頂上に到着です。Cりたところは公園のようになっていて、ぶらぶらできます。そこから見えた景色は・・・ただただため息。真っ青な冬の海と空、そしてカプリ島やナポリ湾やサレルノ湾まで見ることが出来ました。あまりに感動したので、ちょうど一緒になった韓国人のツアーに参加している女の子に写真をとってもらってしまいました。なんとも言い表せないほどきれいでした。風に吹かれながらしばらく景色にひたり、またリフトにゆられながら戻ってきました。夕焼けの時間にきてもきれいだったかもしれないなぁ。
     
   
アナカプリリ観光3-Villa S.Michele
リフトをおりてからは、昼前にぶらぶらした細い路地を歩いていって、ヴィラ・サン・ミケーレに急ぎます。こちらも冬場は15:30までしかやっていないのです。なかなか観光も大忙しです。こちら、昔はお金持ちの人の別荘だったらしいです。なんとか15:20にたどり着くと「あと10分で閉まるからいそいでみてね。」とヨーロッパ人らしい無愛想さ。そんなことはお構いなく入ると、貸しきり状態でした。家の中がすばらしいのはもちろんなのですが、私のお目当ては庭園。ここから眺める景色がまたとってもきれいなのです。Micheyのお気に入りはスフィンクスでした。お約束どおりとっても早歩きで庭をくまなく歩き、建物を出ると、さらに奥にいける道が。最後には階段でカプリ方面と思われる方面に下れるようになっていましたが、そこまでいって引き返しました。さすがに疲れたので、カフェでゆっくりしようかな、とロープウェー乗り場のほうに戻ります。アナカプリではこのロープウェー乗り場のあるところが中心となっていてここを基点に歩くと散歩しやすいことが判明していたのです。帰り道は開いているお土産やさんをのぞきながらゆっくり帰りました。リモンチェッロを作っているお店もいくつかあって、買いたかったのですが荷物が重くなるので我慢して、リモンチェッロ味の飴だけ旅の友に買っていくことにしました。(後述:おいしかったのですが、リュックのポッケに入れてたら、あっさりなくなりました。どこかで落としたのかな。)
あと、ちょうど夕焼けの時間みたいでそらがきれい。どこかで夕日が沈むところを見れないか、と思ったのですがどうもアナカプリ地区ではいいところは見晴らしのいいところが思いつかず・・・。またの機会にすることにしました。この旅では夕焼け運がなく、この日から何度も夕焼けを見逃すことになるとはつゆ知らず。
カフェでのんびりしていたら
雰囲気がよさそうなカフェがロープウェー乗り場の真横にあったので入ってみました。冬の旅行は暖かい場所でコーヒーを飲むのが落ち着くひと時です。「カプチーノ」と注文して今日の日記用のメモを書いたり、ガイドブックで今日と明日の行動予定を考えたり・・・。そんなことをしていると「Can you speak English?」と話しかけられました。話しかけてくれたのはアメリカ人のMarc。飛行機のGPSのエンジニアで半年間お休みを取って、ヨーロッパを旅行しているのだとか。今日は、ナポリのユースに泊まっているとのことなので「ユースホステルはどう?」と聞くと「可もなく不可もなく」という返事。こうして、旅人どうしで情報交換するのもまた楽しいひと時です。「今日はカウントダウンにカプリ地区に夜中にいくんだー」というと「一人で?」とびっくりした様子。「うん。」というと、「一緒に行こうか?」とか「これからぶらぶらする?」とかお誘いが。カフェで2杯目に勧められるがままにビールを飲んでややお疲れの私は「疲れてるからホテルに戻って寝る。」と丁重にお断りしたのでした。
忘れ物&ホテルで仮眠
ホテルまで戻ってから、荷物が少ないことに気づきました。さっき買ったあめをカフェに忘れてきてしまいました。お酒を飲むと、こぼすか忘れるか気持ち悪くなるかの私。カプリ島でも同じだー、と思いながら取りに行くと店員さんがにこにこと「これでしょう?」と取り出してきてくれました。まだ食べていなかった飴を口にほおばりながら帰ると、空がきれいでした。
カウントダウンに行くために、ホテルではシャワーをあびて夜10時まで仮眠。と思ったのに廊下で言い合っている声がうるさくて眠れません。イタリア人もにぎやかな人種なのですが、部屋でしゃべってよーーー、と思ってしまいました。うとうとしては目が覚め、またうとうとしては目が覚め・・・の繰り返し。寝むいときが最も機嫌が悪い私、思わずドアを開けて「寝てるから静かにしてほしい。」と英語で訴えるも、「わかった」と言ってくれたのに何の効果もありませんでした。結局眠れたのは最後の1時間弱(>_<)
いざカプリ地区へ!
カウントダウンはカプリ地区でもアナカプリ地区でもあるという話だったのですが、お昼歩いてみてアナカプリ地区の静けさを実感した私は、やっぱりカプリ地区に行こうと決意。「夜出ても大丈夫?」とホテルの人に聞くと「今日はいっぱい人がいるから平気だよ。」と。さらに「帰りのタクシーはつかまるかなぁ?」と聞くと「No Problem」と。それなら、何も心配しなくていいかなぁ、と暖かい格好だけしてタクシー乗り場へ。「カプリ地区までいくら?」と聞くと「10ユーロ」との返事。まぁ、そんなもんかなぁ、と乗り込みます。くねくねした細い道を下っていくとカプリ地区。夜は夜で神秘的な景色です。崖道で細くて、正面衝突したり、おこったりするんじゃないか、というひやひや感があったから余計にきれいに見えたのかも(笑)。無事に到着したのは11時過ぎでした。降りると「帰りは何時ごろ帰るの?」という運ちゃん。「うーん、決めてないけど1時くらいかなぁ。」というと、「1時にここにまたくるよ。」と。10ユーロでまたアナカプリ地区まで行ってくれるというのでした。
夜の散歩
カウントダウンがあるというウンベルト1世広場に向かいました。でも、まだ早すぎるのか閑散とした雰囲気。おなかがすいたけど、食べるようなところは空いていなかったので、食べ物を求めて夜の散歩をすることに。これが、とってもきれいでした。白い建物がオレンジ色にライトアップされていて。細い路地を歩いてみたり、ブランドのお店が立ち並ぶところ歩いてみたり。人が少なくなると引き返して、また別の方向に行って引き返してを繰り返していたら、パニーニを売っているお店を見つけました。今晩のご飯はこれです。ちょっと質素だけど、旅行中は「お昼たっぷり、夜控えめ」がいろんな意味でいいのです。(その1:消化する。その2:夜出歩くよりお昼出歩くほうがいい)パニーニといえば暖かいのかと思ったら、冷たくて少しがっかりでしたが、腹ごしらえはこれで完了!またウンベルト1世広場に戻ります。
     
寒い・・・
さっきより人が増えて、お店も開店の準備を始めました。寒いのでお店に入ろうとすると「今日は予約でいっぱい。」と1軒目。2軒目では「向かいならあいているんじゃない。」と開店準備している向かいのお店に「せき探してるみたいなんだけど空いてる?(推測)」と聞いてくれました。「11時半になったらいいよ」ということなので、待ちます。11時半になってもお声はかからないので、自分から行って一番の客として座らせてもらいました。場所は一番広場に近いテラスの特等席。ただし、寒いのは変わらず・・・。そこで15ユーロもするシャンパン(グラスです)を頼んですっかり気分はカウントダウンモード。
広場に集まる人を観察すると、どこからともなくシャンパンを片手に集まってきて。気づけば警察の団体が来たり。そしてぱらぱらと不規則に忘れたことに花火が上がります。ステージに人も出てきてお店もちゃんと開店してにぎやかな雰囲気になってきました。30分でこんなに雰囲気が変わるなんて・・・というくらいの変わりようでした。
そのとき「日本の方ですか?」と声をかけてくれたきれいな女の人が。「そうです。」と答えると「中にいるから一緒にお祝いしませんか?」と。もちろん、お誘いにはのりたかったのですが、カウントダウンは外で見たい!というのがあったため、「カウントダウンが終わってからでもいいですか?」と答えると「中にいるから来てくださいね。」と。
     
いよいよカウントダウン
さぁ、いよいよです。広場中に集まった人と一緒にカウントダウン。そして、ゼロ!の瞬間に花火が上がり、みんな思いっきり振ったシャンパンのボトルを開けます。私のほうにもシャンパンの雨が降ってきて、思わずよけます。手持ち花火をする人がいたり、みんな楽しそう。そして、広場には音楽が鳴り響き、屋外ディスコと化したのでした。日本だと年末年始は家でゆっくり、みたいな感じですが、ヨーロッパはクリスマスは家族とゆっくり、年末年始は友達と祝う、という風習なんだよねぇ。みんながさわいでいる様子を横で見ているだけで、なんだかニコニコしてしまうのでした。
一緒にお祝い
さっき声をかけてくれた人のお言葉に甘えることにしよう、ときょろきょろしていると手を振ってくれました。お店の中に入ると、何人かで来ているみたいで紹介してくれました。声をかけてくれた彼女はミラノでファッション関係のお仕事をしているとか。そして彼はローマで仕事中で、日本に10年近く数学の研究者としていたことがあるそうです。さらに、シチリア島から来ている3人。最初の二人は日本語ができるのですが、あとの人たちは言葉がわからないにもイタリア語で話しかけてくれたり、英語で話しかけてくれたり。一緒に飲んだり、広場に出て踊って、とっても楽しいひと時を一緒に過ごさせてもらいました。どうもありがとう!お別れをした後で、「メールアドレスくらいきけばよかったかなぁ。」と探しましたが人ごみがすごく見つからず。残念です。
この広場でのディスコは耳が痛くなるくらいの大音響だったのですが、一瞬だけ静かになったときがありました。「なんだろう」と思っていたら「スマトラ島のための黙祷だよ。」と教えてくれました。一緒に黙祷をささげました。
     
ホテルへ&インターネット
「そろそろ帰るね」と言われたので、私も帰ることに。十分満喫したなぁ、と時計を見ると1時45分。約束の時間をすっかりすぎているではないですか。その場所に行ってみるも、タクシーはいません。仕方なく、タクシー乗り場に行って値段を聞くと「15ユーロ」とのこと。交渉しても強気です。仕方なく、誰か相乗りする人いないかなぁ、と待ってみたのですがそもそもみんな大人数だし、なかなかタクシーに乗る人がいない。諦めて、15ユーロ払うことにしました。そして、無事にホテルに到着。
ホテルではインターネットが出来ると言うので、おじさんに頼んで接続させてもらうことに。でも、トライしてもトライしてもだめです。「多分、家で娘が使っているからかも。」というわけのわからない返事に「もういいよ。今日は遅いから明日にする。」とあきらめることにしました。ということでおやすみなさーい。

1/1 カプリ島にて足を痛める*
朝起きて一言目は「明けましておめでとうございます」のわけはなく、カプリ島で過ごす1日にわくわくしながら起床。今日こそ、青の洞窟にいけるかな・・・。
ホテル予約とプロントさん
まずは、今日の宿を決めないと・・・とナポリのホテルに電話をかけてみることに。外線のかけかたがよくわからず、何回かトライ。1回目「プロント」と出た相手に「フロント?」と聞くと「No」と。うまく外線につながらなかったらしいと思いそこで電話を切った。2回目、今度は違う人が「プロント」と出た。「○○ホテル?」と聞いても「No」と返ってくる。3回目、またまた「プロント」出た相手に切ってしまった。2回目は女性で3回目は男性だったから、きっと夫婦だったんだろうと。この「プロント」と言う言い方、みんながみんな後ろを上げて言う。ちょっと疑問文のように。ドイツでは電話を取った瞬間に自分の苗字を同じように後ろを上げて言う。つまり、私の場合「Michino」と言うのだ。それが頭に会った私は、何度かけてもプロントさんにつながってしまうことに、疑問を感じていた。相手の声変わるけど、みんなプロントさんなのだ。何度かけても同じでこれではホテルは取れない、とあきらめてしまったのでした。(このなぞは1/2に明らかになります。)
昨日Informationで教えてもらった青の洞窟の状況がわかるという電話番号にかけるとこちらはうまくつながったのですが、早すぎたらしく「9時半以降にかけて。」と言われてしまいました。
ネットと朝ごはん
仕方ないので、インターネットでメールチェックのついでに宿の電話番号の再チェックをすることに。ホテルのおじさんはまだいなくて、英語のわからない朝ごはんを用意するおばさんだけがいた。片言(というか単語レベル)のイタリア語で話してみると、どうやらもうすこししたらおじさんはくるとのこと。早すぎたようだ。旅人の朝は早いのよぉ、なんて思いながら少し待っているとやってきた。そして、パソコンをつけてみるもつながらない。今日は青の洞窟に行きたいからなぁ、なんて思い、「先に朝ごはんを食べるから。」と伝えて食べ始めた。ここのレッドオレンジジュースはおいしかったぁ。そして、再度トライしたけどやっぱりNG悲しい。
今日の宿はもう一泊カプリにするかなぁ、なんて思っていたらおじさんに「今日は満室だから」と先に言われてしまった。昨日、2泊するかもっていっていたのにぃぃぃ。今日はユースホステルにでも泊まってみるかな。
さらに「青の洞窟に行きたいのだけど」というと「今日は新年だから誰も働かないよ。」と。昨日聞いたときは「Maybe」っていっていたじゃないですかぁ。イタリア人の適当さに笑ってしまった朝でした。
チェックアウトまでの道のりとリラ

「チェックアウトしたいんだけど、カードかトラベラーズチェックは使える?」と聞くと「No」との返事。「ガイドブックにカードが使えるって書いてあるよ、さらに10%引きになるって書いてあるよ」、といってみたものの、「年末年始は特別にオープンしているからだめなんだよ」、と。仕方なく、近くにあるATMを聞いて、現金をおろすことに。ホテルやレストランではカードで支払おうと思っていたのでちょっと予定がくるってしまいました。でも、朝のお散歩は気持ちいい。お店はほとんどオープンしていない静かな街並みを歩きます。教えてもらった方向にこっちかなぁ、こっちかなぁ、と進んでみると昨日歩いたアナカプリのメインストリートに。なーんだ、こんなに近かったんだと思いながらATMを探します。ATMで引き出せる単位は50、70、100、140となんとも不思議な単位。紙幣の単位にあわせているんだろうけど、金額指定が出来ると思っていた私は、いくらおろすか少し悩んでしまいました。
電話を見つけたので、昨日InformationCenterでおしえてもらった青の洞窟情報がわかるという電話番号にかけてみます。「今日は入れる?」と聞くと「No」と。本当に閉まっているようです。本当はもう一泊してトライしたいところだけど、宿もないし・・・せめて上からでもいいから見てくることに決めました。帰り道にバス停にちょうど青の洞窟息のバスが止まっていたので聞いてみると、30分後に出発とのこと。ちょうどいいです。
そうときまったら、コンティンジェンシープラン!?開始。ホテルに戻ってチェックアウトをして支払いをすませて、荷物を預けて出発です。ポケットに必要なものをすべて詰め込んで身軽なMicheyは片手にもらったおつりをもってバス停に向かって出発!バスに乗るためにもらったお釣りを見てみたら・・・なんとおじさんはリラを2枚ほどくれていました。さっき、おつりを探すのに机の中ごそごそ探してたし、老眼ぽいし大丈夫かなぁ、とは思っていたのだけど。ひょっとしてまだ使えるの!?と思ってバスの運転手に出してみるもつき返されてしまいます。そうだよねぇ・・・・。
青の洞窟までの10分

青の洞窟までは昨日と同じオレンジ色のバスで行けます。とはいってもカプリ地区とは逆の方向、そして海のほうにくだっていきます。右に左にカーブのところはクラクションをならしながら。なんでバスがこんなに小さいのかよくわかりました。道が細いから大型バスなんて走れないのです。さらに、この島には信号がない!道が一本だからいらないといえばいらないのかぁ。そして、バス停じゃないところからも地元の人らしき人が乗ってきて、運転手の人と会話を交わし、バス停じゃないところで降りていきます。お金を払っていないような人もいて、いと不思議なり。こんなのを観察しながら考え事(想像)にふけることができるのも一人旅のいいところ。そして、何回曲がりきったかわからないけれど、徐々に見える海の面積が広くなってきて到着しましたー。
青の洞窟〜上から〜

念願の青の洞窟です!今日は上から見て、「またくるぞ」という誓いをするのが目的になってしまいましたが、それでもわくわくします。バス停を降りてあの辺かなぁ、なんて思いながら写真をぱちり。断崖絶壁と青い海はそれだけですごい景色です。同じバスに乗っていたおじさんの後をついて階段をおりていくと、小さなおみやげやさんが・・・。日本人観光客が多いのでしょう。「絵葉書いかがですか?」「すべるから気をつけてください。」と全く感情のこもっていない声ではなしかけられました。さらに階段を下っていくと、岩のアーチの先にありました!ロープをはってあって入れなかったけれどそのさきが青の洞窟の入り口です。こんなに近くまでいけるとは思いませんでした。(どこか別の島とかだと思っていた私。)
途中で分岐している道があったので戻ってこんどは上ってみることに。ちょうと青の洞窟の真上が小さな展望台のようになっていてマリア像がおいてありました。先ほどバスが一緒だったおじさんはここで、どこを見ると言うわけでもなくたそがれていました。
そのとき、急ににぎやかになったのできょろきょろすると、なんと日本人の団体客。中に入れなくても、こうして上から実に来るようです。上から見ていると、ロープがはってある先まで入っていってみんな一生懸命に「入れなかった青の洞窟」の写真をとっています。しばらくは日本人で埋め尽くされていたのですが、落ち着いてから私もロープの先に入ってみることに。そして、「入れなかった青の洞窟」の写真を取ってきました。本当にこれが入り口です。テレビで見たことがある、船頭さんがそれをつかって船を中に入れると言うチェーンがあるのですが、波があるたびにそれがつかってしまっているくらい潮が満ちていました。「波はおだやかだけど、潮が高いから入れない」とは現地ガイドさんの言葉。(日本人団体客のガイドさんに聞いてみたのです。)海にカメラを落とさないように気をつけながら、そして自分も手すりに必死にしがみつきながらようやくとった写真だけど、これが限界。中まではとれませんでした。でも、水がとってもきれいで透明感があったので、青の洞窟がきれいだというのはすっごくよくわかりました。絶対絶対次回は中に入る!!!と決意新たにしました。
そうそう、青の洞窟のところはつりのポイントなのか、釣り人と魚を待つ猫がいました。それをみた日本人のおじさん「とれたての刺身を待っているネコがいるよ。」と。「とれたての刺身」ってなんか変。と心の中でつっこみをいれたMicheyでした。
次はカプリ島地区へ
今日はカプリ地区で管区&ショッピング計画だったので、バスで移動直通のバスはないのでアナカプリで乗り換えて所要時間は30分くらいだったかな。
昨日の夜とはまた雰囲気が違って、白い建物と石畳がすごく素敵でヨーロッパの街並みの雰囲気抜群!さらに、街のあちこちについているスピーカーからは癒し系の音楽が流れていて散歩意欲をそそります。きれいな空気、癒し系の音楽、目に入る街並み。こういう小さな街の一角をふらふらと歩くのが私の一人旅の楽しみなのです。もう一つの目的だったショッピングもついでに・・・と思っていたのですが、お店はすっかりしまってしまっています。さすがに元旦はお休みらしいです。ということで、ショッピングはあっさりあきらめて、ひたすらお散歩をする1日にすることにしました。おなかもすいたのですが、お昼は見つかったレストランで食べることにしました。(これが大変なことになろうとは。)
サン・ジャコモ寺院でモデル気分!?
書き途中ですm(_ _)m

*1/2 ユースホステル脱出とナポリ観光
書き途中ですm(_ _)m

*1/3 東から西へ大移動&サッシに絶句*
本日も6時に起床。なぜかこの旅行中は目覚ましが鳴る前に目が覚める。やっぱりそれなりに緊張しているのかな。今日の電車のチケットを変更できたらアマルフィに行って、明日移動することにしよう、と昨日の夜決意したのだけど、やっぱり辞めた。というのもエメラルドの洞窟に入れるわけではないし、その楽しみは次回にとっておくことにすることにした。そして、今回はやっぱり小さい町がたくさんあるプーリア州で時間が許す限りぶらぶらしたいと思ったのでした。時間に余裕ができたのでまたもや、あったかーいシャワーを浴びたのでした。(昨日のユースホステルが、そうとうきいてるみたい。)
朝ご飯

朝ご飯は7時からと言っていたのでまたしても朝一番に1階の食堂へ。昨日のリガーロ君がまだいて朝食を用意してくれました。支配人みたいな人に「昨日ね、日本語で名前かいてもらったんだよ。こんな風にシュルシュルって書くの」って感じで報告しているのがかわいかった。(注:あくまでもイメージ)飲み物は?ときかれたので「カフェラッテ」と注文すると、「ミルクとコーヒーはどれくらい?」と「HalfHalf」と言うと通じた感じ。でも、実際に出てきたのは、ミルクとコーヒー別々で、自分でカップに注ぐのでした。何で聞いたんだろ(笑)。でも、ミルクは温めてくれただけじゃなくてちゃんと泡立ててくれて、パンも甘いクロワッサンと普通のパンと2種類でて満足満足。コーヒーはたっぷり3杯くらいのんだかなぁ。30分位かけてのゆっくりした朝ご飯だったのだけど、これが至福のときだよねぇ。やっぱりホテルがいいねぇ。頭の中では今日のプランを考えながら、コーヒー片手に。そうそう、暖かくて甘いクロワッサンにも慣れてきた今日この頃、これがオレンジ味だと気が付きました。(遅いって)
朝ご飯を食べている間に、昨日のフロントのお兄さん、支配人らしき人、そして知り合いらしき人が入ってきます。中には挨拶だけしてどこかにいってしまう人もいるのですが、必ず「Goodby Miss」とか「Buon Journo」とか一言ずつ声をかけてくれるのです。いいねぇ、アットホームで。そして、朝からエスプレッソを飲むイタリア人。さすがです。
チェックアウト
8時15分の電車なので、朝ご飯の後休む間もなくチェックアウト。「Are you leaving?」と支配人らしきおじいちゃんは悲しそうに。「すごく良かったから、またくるからね。」と伝えました。このホテル今までで一番安かった(65ユーロ)のだけど、一番アットホームで良かった。二つ星なのに部屋はきれいだし、狭くないし、窓はあるし、そしてフロントに何人も人がいて駅の近くだけど安心な感じだし、みんないい人だし、なぜかびっくりするくらいおしゃれだし。リガーロ君はかわいいし。最後にみんなの写真をとって、「メールするからね。」とバイバイしました。そしてリガーロ君には特別に日本のお城の写真がのったメトロカードを「カストロ ジャポネーズ(日本のお城)」と言ってあげました。

ホテルの人々、右からデーブ・スペクター似のフロント、リガーロ君、マネージャー、朝来た人
まずはカゼルタへ
ナポリの中央駅は朝早いというのににぎわっていました。手元に7ユーロしかなかったので、ATMを探したのだけど見つからず・・・。しかたなく2ユーロだけ使って絵葉書を買い、残りの5ユーロは大切にとっておくことにしました。食べ物も飲み物も買わず。そして、これがあとで大変なことになるとはつゆしらず。
いよいよ出発と、昨日買った切符を片手に何番ホームか調べます。そして、スタンプをガチャンとやって(これでようやく切符が有効になるのです)目的のホームにいる電車へ。これはヨーロッパのどこの駅でも大体同じシステム(スタンプはないところもあるけど)なので、慣れたもの。でも、どうやらぼーっと立っていると迷子に見えるらしく、また話しかけられました。でも私のイタリア語は単語レベルなので、「???」という顔をしていると、「Where are you going?」と。「カゼルタ」と答えて「Platform 10」とわかっていることを主張したのだけど、なぜか「eight?」と。「No. Ten.」と言うと、「OK」といって去っていきました。ひょっとして旅の友を探していたの?さらにホームで待っていると、「カゼルタ行きはこの電車?(推測)」とイタリア語で話し掛けてきたおばさん。「Si」と答えるとまた、ぺらぺらーっとイタリア語で。ここは肩をすくめます。でも、この会話、成立してたみたいでその後もイタリア語で話し掛けられて参った参った。ホームに泊まっていた電車ではなくて、その隣に来た電車がカゼルタ行きでそれにのったのでした。二人ともちょっと混乱してたから、うまく意思疎通できちゃったのかも。
ここからは「ヨーロッパの電車の乗り方」と「世界の車窓から 南イタリアパート1」をお楽しみください。

まず、掲示板で自分の電車が
何番線か調べます

この機械にチケットを挿入すると
ガチャンと日付時刻入りスタンプが

ホームにに行ったら
も一度行き先と時間を確認

さようならナポリ
最後まで山が見えます

下のほうだけもやがかっていて
とっても幻想的でした

到着駅にはこんな風に
看板があります
遅れるのは当り前
順調に走っていたこのローカル電車。何もないところでしばらくとまっています。すると車掌さんがやってきてみんなになにかを説明。でも、なぜかにこにこしてます。乗客も質問をしながらもにこにこ。電車がとまるなんてこと、日常茶飯事だからみんなにこにこしているのかなぁ。私は何か単語が聞き取れないかと思って一生懸命口元を見て聞いてみるもまったくわからない。周りに聞こうかと思ったけど、あきらめました。まぁ、次の電車にさえ乗り遅れなければいいわけだし。今日の宿はとってないからいけるとこまでいけばいいし、と思って。しばらくして電車は動き出し、またまた車掌さんが来て「ほーら動いたよ(推測)」ってな感じで得意げに話して去っていきました。誰も怒ったりしていないところがイタリアなんだよねぇ。ぴりぴりしている日本とは大違い。
そして、カゼルタについてホームを移動してバーリ行きの電車を待ちます。ここで掲示板に次の電車の情報が出ているのですが、「ritardo 15min」とありました。ひょっとして、ひょっとして、と調べるとやっぱり「ritardo」=「遅延」でした。うまくできてます。時間ができたし、お手洗いでも行こうかなぁ、とトイレマークにそっていくと・・・仮設トイレ。遠慮しておきました。でも、この散歩が効をなして、世界遺産のお城が見えることに気づき、写真だけだけど残すことができました。

ついたら、乗り換え電車の
ホームをチェック


行き先、時間、遅れ時間
この時はまだ10分遅れ予定

矢印にそっていくと
こんな仮設トイレが

世界遺産となっているお城
前が工事中なのが残念
InterCityで迷子!?
次の電車はレッチェまでいくIC(InterCity)。私が知っている限りICはICE(InterCityExpress)の次に速いの電車でヨーロッパじゅうを走ってます。電車の色も見覚えのある白と赤。なんとなく安心して乗り込みました。しかーし、ここで問題が。ICは全て指定席だと言うことを忘れていたのです。私が乗ったのは5号車。ふとチケットを見ると9号車とあります。一度降りると置いてかれそうだし頑張って移動するかなぁ、と移動していたのだけどいっぱい人がのってきてみんな自分の席へといそぐし、荷物はお互い大きいし・・・と移動できません。電車の真中で向こうから来る相手と立ち往生してしまったので、引き下がってとりあえず空いている席に座りました。でも、こんな時容赦なく人にぶつかっていくイタリア人にはちょっとむっとしたりして。人に気を使うことでは世界一の日本とは違うよね。仮の席でしばらくみていると、男の子たちが自分の大きな荷物をなんとかいろんな所に片付けています。それが一段楽したところで移動開始!ようやく自分の席を見つけたところで、検札が。チケットをみせると「This is not your seat. Next train.」と。はぁ、まだ8号車だったのね。
9号車で今度こそ自分の席に着いてからは落ち着いて本を読んだり、年賀状がわりの絵葉書を書いたり。そのうち気持ち悪くなって酔い止めを飲んで寝て、写真をとって。。。車掌さんに「A che ora Bari?(何時バ-リ?)」と聞くと「One o`clock」と。景色は気づけば平野になり、そのうちオリーブ畑が出てきて、そして海が遠くに見えてきました。

すっかり日が昇って
遠くの山がきれい

ワイン畑と山です
窓にカメラがうつっちゃった…

なんと山の上のほうには
雪が積もっていました

気づけば山はなくなり
雨の中平野が続きます

そして見えてきたのは
オリーブの木々

バーリに近づくと
海も見えてきました!
雨のバーリでお金をゲット
バーリは雨でした。成田空港で買った500円の傘がお役立ちです。イタリアの町は石畳がとってもきれいなのだけど、雨が降るとすべるということがよくわかりました。歩きにくいこと歩きにくいこと。バーリについたらまずは現金を調達しないと、とATMを探します。駅にあったATMに途中までカードをさすと・・・なんか嫌な予感(=出てこなくなる予感)がしたので、他のATMを探します。でも、なくってなくって結局銀行があったのでそこでトラベラーズチェックを現金化することに。
私の持っていたチェックは珍しいのか、窓口の人はそれを回覧して、話してます。「大丈夫じゃないのー(推測)」となったみたいだけど、私のパスポートをコピーしてました。手数料7ユーロとちょっと高めだったけどいたしかたありません。。。ね。
マテーラ行きの電車
さぁ、今度はマテーラに行くためにまたまた超ローカル線に乗り換えます。電車までの時間にお昼を買おうと思ってとりあえずチケットを買うことに。「Che ora?(What time?)」ときくと「due(2)」と返ってきたので「two o`clock?」と聞くと、「No. in two minutes」と。え、時間ないじゃん。時計を見ると時間は既に1時45分。ここから1時間半はご飯にありつけないことになります。悲しい、けどしかたないね。ホームへといそいでいるとまた、その辺のお兄ちゃんが「El treno?(電車?)」と聞いてきたので「Si(Yes)」と答えると、上だよ、と教えてくれました。階段をかけあがるとぼろーーい電車が。ものすごいいたずらがきでちょっとこわかったけど、とりあえずのりました。

ペイントづくしの電車
ちょっとこわいねぇ
あまりにローカルの人ばかりだから途中で不安になって地球の歩き方をみると、途中で車両が切り離されることもあるとのこと。この車両でいいのかなぁ、と「マテーラ?」と近くの人に聞くと「next next next next」と。ここがマテーラかと聞いていると思われたみたいです。まだまだ先なのはわかっているんだけど、、、ね。とりあえず正しい電車ではあるみたいです。その人は降りる時に残っている乗客にマテーラ情報を聞いてくれて「アルタムーラで切り離されるからnext車両にchangeしてね(地名と英語以外は推測)」と教えてくれました。ありがとう。
今日はやたらとローカルの人に話し掛けられる日でその後もおじさんに・・・。イタリア語わかればおもしろいのなぁ。でも、「No italiano」っていってるのに「寒いねぇ」とかいろいろ(他はわからなかった・・)話し掛けてきました。こんなとき、どういう反応をすればいいのか迷うよね。
どんどん人が減って、みんながおりてしまったのでここがアルタムーラだと思って車両をかえようとしました。念のため同じ車両にのろうとしてるひとに「マテーラ?」ときくと、さっきの車両をさして「マテーラはあっちの車両」と。誰を信じればいいんだぁ、と思い隣の電車の運転手に「マテーラ?」と聞くとやっぱりさっきの車両を指します。乗り換えなくてよかったのね、ともう一度のりなおし。。。切り離されて無事出発しました。それにしても、このローカル電車、暖房なんてないみたいでとっても寒い。そして、どんどん人がいなくなってマテーラの中央駅についたときには私一人に。(他の車両にはいたみたいだけど)うーーん、さみしい。そらはどんより、電車は古く、とっても寒く、人もいない。往々にして私が好きな小さな田舎町にいく交通の便は悪いのだけど、「陸の孤島マテーラ」と呼ばれているだけあります。よっぽど強い意志がないとめげちゃいそうな1時間半の旅でした。
宿探し

そして、マテーラも雨でした。明日のために電車の時間をひかえてからは宿探し。世界遺産の「サッシ地区」というのがここの見所なのですが、そのエリアに宿があると言うことで電話してみます。イタリア語で「camera singola oggi(部屋 空き 今日)」とひどいイタリア語を並べると、分かってくれたみたいで返事が返ってきました。でも、わからなくて何度も何度もききかえすと「オキュパート」と。ようやくいっぱいだということがわかりました。もう一軒もいっぱいだったし、しかたないね。ぶらっとした旅でもどうしても泊まりたい宿があればそこだけはちゃんと日本で予約してこないとだねぇ。今回のサッシ住居に泊まるのは思い付きだったからしかたないねぇ、と地球の歩き方にのっているペンションを目指すことに。駅にとっても近い1つ星もあったのですが、ユースで懲りている私はその倍してもいいところにとまろう、と二つ星(それでも二つ・・・だけど)を目指します。これまた迷子になっていたら「Are you lost?」ときれいなお姉さんが聞いてくれました。「Yes. I am looking for Il Piccoro Arbergo.」というと、今来た道を指して「そこにあるよ。」と。指差されたほうをみると看板があります。そして、彼女の飼い犬らしい犬が私の目の前を走ってそこにちょこんと座ってくれました。ありがとう。「地球の歩き方 南イタリアとマルタ」はいろいろと間違い情報が多く、今回も地図が間違っていたことが原因でした。(帰国したらちゃんと訂正情報を送ろう。)
宿に入って「Camera Singola?」と聞くと、あるよ、と若いおにいちゃん(というか子供)が。「Quant`e?(いくら?)」と聞くと、教えてくれたのですがまだまだ二桁の数字の聞き取りは苦手です。片手を広げてくれたので多分50ユーロかなと思って「OK」と伝えました。部屋に入って大感激。今までで一番落ち着けそうなアットホームな雰囲気の部屋です。そしてなによりとってもあったかくて雨で冷えた私の体には極楽でした。お湯をチェックするとちゃんと出るし、ベットは大きいし。大正解!

これが駅前、閑散と
した中電話しました

ホテルの看板発見!
(上の丸いの)

部屋はあったかーくて
広くて快適!
早速サッシ地区へ
体が温まったところでさっそく出かけてみることに。なによりお昼ご飯が食べたくて。既に時刻は3時半。空腹を通り越しています。この時間帯はお店も閉まっているからか、人気がありません。Information Centerで情報収集しようと思うも、またしても地球の歩き方の地図のところには見つからず・・・。地元の人に聞いてみると「わからないけど、あっちのほうよ。」と街の中心を指します。あきらめて、街の中心の広場に向かっていくと、サッシ地区が展望できるポイントがありました。そこでサッシ地区を目にした私は・・・言葉を失いました。サッシとは洞窟住居のこと。厳しい自然の地形を利用して穴を掘ることで家を作って昔人がすんでいたのです。人っ子一人歩いていないその街の景色は時が止まったような、息もしていないようなそんな雰囲気でした。ゴーストタウンというには美しい、でも生活感のまったくないそのエリアは別世界であり別の時代にタイムスリップしたよう。そんな景色に取り付かれてしばらくぼーっと眺めていました。
そして入り組んだ道と階段を見て、「サッシ地区のホテルにしなくて良かった。」と安心したのでした。間違いなく迷子になってた・・・ね。さて、早速この私が一目ぼれした街の散策開始!です。

これが広場の建物
どうやら映画館らしい

広場の真中には噴水が
後ろのアーチをくぐって展望台へいくと

サッシ地区のこんな景色がひろがっていて、息を呑みました
頭をがつーんとなぐられたような「なにこれ・・・」という印象
ただただ呆然とたちすくみました。
曇り空がいっそう不思議な雰囲気をひきたてています。
とりつかれた私
私はヨーロッパの歴史的な小さな街をぶらぶらと歩いて周るのが好きだ。地図も持たずはじからはじまで歩きながらその美しさにため息をつく。タイムトリップしているような錯覚におちいりながらカメラを向ける。でも、世界遺産にも登録されているサッシ地区は私が訪れたいくつかの小さい街とは全く異なっていた。一度入ったら出てこられないような、そして幽霊が出てきてもおかしくないような、そんなちょっとぞくぞくっとする美しさなのだ。広場から階段を下りて、アーチ状の穴を通るとそこがサッシ地区。「サッシには雨が似合うなぁ。」と思ったその瞬間、さっきまで止んでいた雨が降り始めた。傘をさして震えながらセピア色の街並みを歩きます。石畳と言うより、石を敷き詰めて作った細い道と階段を気の向くままに。本当に誰もいななくて物音もしません。と思ったら「クルルルル」とはとの鳴き声が。ふと声のしたほうを見ると、洞窟に住み着いている鳩のようです。「クルルルル」という悲しげな声だけがひびきます。どこに続いているのかもわからない道が迷路みたいで、もとに戻れるのか心配になりながら、でもすっかり取り付かれてしまった私はどんどん進んでいきました。
そして、あるエリアにようやく人の気配を感じて安心。お腹がすいたことを思い出してレストランの場所を聞いてみようと階段を登ると人がでてきてくれました。でも、この時間はどこもしまっていて7時にならないとあかないよ、、と。「Seven o'clock...」(その時は4時ごろでした)と落胆している私を見て「このエリアはどこも閉まってるけど、サッシ地区を出ればサンドウィッチとかパンとかあるよ」と親切に。「教会は?」ときくと「Everything is closed now.」と。お腹に負けて戻ろうかとも思ったけど、このエリアをまだまだ歩いてみたかったので我慢。そして!ようやく開いているお土産やさんを見つけました。そこで、ポテトチップと水と、ピザ味のクラッカーを購入。それに絵葉書をたくさんと英語のガイドブック(本当にとりつかれたのです)。変な日本の観光客に移ったことでしょう。
ポテチとクラッカーを食べながらさらに散策。日が落ちる前に戻らないと、と思いながらも戻ることができません。まだまだここで歩いていたい。寒くなければもっともっといてしまったかもしれませんが、ゆっくりと戻ることに。徐々に日が暮れていって暖かいオレンジの街燈がついていくその景色もロマンチック。ゆっくりゆっくりかみしめるように、そして迷子になりながら広場に戻った時、鐘が鳴り響きました。それもちょっと控えめな。5時です。そして、真っ暗になった広場には人が増えていました。ナポリでもそうだったけど、イタリアの活動時間は午前中と夜みたいです。もう一度展望台から夜景に変わったサッシ地区を眺めて・・・ため息をつきました。今まで行ったことのあるイタリアの街で一番好きなところは?と聞かれたら間違いなく「マテーラ」と答えるでしょう。ちょっと写真が多いですが、一緒に散歩をお楽しみください。

階段をおりると洞窟の先に
サッシ地区があります

くぐりぬけたとたん
こんな景色

雨が似合うのにと思ったら
本当に雨が・・・

人気はまったくなく
さみしい限りの街並み

洗濯物があるのを発見!
住んでいるんだ(でも、雨だよ・・)

ちょっと広めの道路には

車もとまってました

積み重なるように建てられた
洞窟住居の数々

つたがからまって
すっかり廃墟があるかと思えば

きれいに改装されて
中にはコンピュータが

ここはなんだろう・・・
そっと中をのぞいてみました

洞窟の中の教会でした
聖母マリアが祭られています

薄暗くなってきたとき
ふっとライトが点灯しました

一つ、また一つと
オレンジの光がついていきます

でも私の足は迷路のような
街にすいこまれっぱなし

階段を上ると サッシ地区の
向こうの渓谷が見えます

こんな風に続く坂道
ついつい登りたくなります

大分暗くなったので
引き返すことにしました

建物の間から見た
ドゥオモ(大聖堂)

迷子になったところからの
景色がまたきれい

戻ってきたときには
すっかり顔を変えてました

広場の建物もすっかり
イルミネーション

古い壁には、映像が流れて
いました。歴史・・・かな?

もう一度展望台へ
見えてくる景色の美しいこと

寒さも忘れて
ただただ見とれてしまいます
ようやくインターネット!
お腹がすいたのでCafeでも入ろうかと思ったのですが、座ることができるようなCafeは一つもなく、小さなカウンターに地元のおじさんがいるところばかり。しかたなく、ぶらぶらとサッシ地区の外を歩いていると、どんどん人がでてきてにぎわってきています。そんななか「Internet point」という看板が。不思議です。こんな小さな街で世界遺産に登録されているようなところでネットができるなんて。ナポリでも見つけることができなかったのに・・・と喜んで入ります。
スピードも速くて快適快適。早速メールをチェック。日本語は文字化けしていますが、ここはSEの腕の見せ所(というほどたいしたことをするわけでもないけど。)ちゃんと読めました。仕事のメールはなくてほっとしたのですが、今は日本は4日の早朝・・・仕事始はまだだね。そして、一つ一つに返信をして、自分のホームページの掲示板と日記に書き込みをして45分が経過。3ユーロちょっとでした。自分のPCの持ち込みもできる、とのことなので明日はこのノートPCを持っていってみようかな。
そして、Cafeを探してまたあるくも見つからず、でも、素敵なレストランを見つけたのでそこで夕飯を食べることに。7時半オープンとあったので一度ホテルに戻ることにしました。(まだ6時だったので)

こちらが、インターネット
ポイントの入り口

戻る前にもう一度夜景を
すっかり真っ暗です

暗くなると人がどんどん
集まってきます。不思議。
ホテルでお洗濯
ホテルではこの感動を日記に書こうと思ったのですが、その前にお洗濯。ちょうど旅も中盤だし、ホテルもきれいで広めだし、ここで一度洗濯をするのがいいなぁ、と思ったのです。もちろん洗濯機などないので、手洗いをして所狭しと部屋に干します。ヨーロッパは乾燥しているから乾くのが速いのが嬉しいところ。日本みたいに「部屋干しするとくさい・・・」なんてことにはならないのでご安心を。
そして、今日の日記を書き始めました。不思議なものでリアルタイムにその日の出来事を書こうとすると長くなります。少しでもこの感動を残したくなるのです。でも、数日立つと短いのはそれだけ忘れてしまっていると言うこと。悲しい現実です。ということで今日の日記が長いことをお許しください。
レストランにて・・・あっさりしたもの!?

7時半になったので、日記を切り上げてさっき見つけたレストランに行くことに。お昼を食べ損なった私は空腹を通り過ぎて、あまり力が出なかったのですががんばって向かうことに。さっきよりも人通りも車どおりも多く、オレンジ色にライトアップされた街がとってもきれい。そして、レストランの入り口を通り抜けてびっくり!そこはサッシ地区への入り口となっています。つまり、建物が壁がわりになっていてそこをぬけるとサッシ地区が見渡せて、階段を下りるとレストランの厨房と食べるところがあるのです。これだけで高級感たっぷり。
中も、とってもいい雰囲気で一家族がきちんとした格好でお食事をしていました。結局私を含めて3テーブルしかうまっていなかったのですが、雰囲気がとっても高級でお客さんも年配できれいな格好。つまり、こちらでの高級レストランの雰囲気でした。すごく静かだし、ウェーターも必要最低限にしかしゃべらない。数々の賞を受賞しているらしいこのレストラン、どれを食べてもとってもおいしいし、窓からはサッシ地区の夜景が見えるし、大満足。このためにお昼を食べなかったんじゃないかというくらい。(Positive Thinking)。そして、メニューには値段はなく、1つの料理に3行くらいの説明がついています。きっと日本語にしたら「プーリア集の太陽をあびたトマトと、無農薬のオリーブを使用した自家製ソース」なーんてことが書いてあるのでしょう(100%推測)。もちろん、わからないのでイタリア語の本を片手に、ここの名物の「オレキエッテ」というパスタを1皿目に、そして2皿目は「Vorrei mangiare qualcosa di leggero(あっさりしたものをお願いします。)」と注文しました。
さすが高級レストランと思ったのは頼まなくても水が出てくること。のどがかわいてかわいてしかたなかった私は、ぐいっとのみほしました!そして、目を丸くしました。そう、ヨーロッパで水といえば、炭酸入り。ちゃんと「炭酸抜き」と注文しないと普通の水は出てこないのです。それをすっかり忘れていた炭酸嫌いな私はびっくりしてむせてしまいました。ふぅ。
そして、でてきたパスタ、きのこ味でおいしーー!ソースをパンにつけて食べるほどのおいしさ。そして、2皿目の「あっさりした料理」にはびっくりしました。「あっさり=シーフード」を期待していた私は、ここでイタリア人との違いを見ることになります。出てきたのは、肉のソテー。目が点になりながらも「グラッツェ」とお礼を伝えて食べます。バターと一緒に食べて、食べ終わるとウェーターが「これはリコッターチーズですよ。」と。あ、そうだったんだ、とチーズをパクパク食べておなかいっぱい。「Che cisa e?(これは何の肉ですか?)」とまたイタリア語の本を見ながら聞くと、「pollo(豚肉)」とのこと。でも、あまりにおいしかったので、デザートを食べたかったのですが、メニューをもらってみてもひかれるのはなく、「Cafe」と注文するとないとのこと。不思議な高級レストラン。(後述:でも、ここのレストランが今回の旅行の中で一番おいしいレストランでした。)

こちらがレストラン入り口
高級感があります

入り口をくぐると、そこは
サッシ地区への入り口でした

こんな景色を見ながら
階段をくだると

右側に厨房があって
(女の子がポーズ、かわいい!)

こちらがレストランの
入り口。サッシを改装してます。

私の座った席から
みえた景色

サッシを改装しているので
こんなふうなつくり

赤ワイン、炭酸水(!)と
オレキエッテ(パスタ)

こちらがあっさりしているらしい
豚肉のソテー
Bello, bello
お店を出ると、またまた夜景がきれいで写真をとっていると、お手洗いからでてきたおばあちゃんとお孫さんが。おばあちゃんは夜景にほれぼれしている私に「Bello, bello(きれいだねぇ。)」とにこにこ。私も「Si. Bello.」と返します。そして、私の頭に「Bello」という単語とこの夜景がインプットされました。現地にいるとこうやって言葉を言葉としてではなく、表現する手段として覚えます。そして、こうして覚えた単語は風景や思い出と一緒にインプットされて一生忘れないのです。私のつたないイタリア語ですが、この「Bello」という言葉だけは、マテーラの夜景とにこにこしたおばあちゃんの笑顔と一緒にずっと残ることでしょう。
マテーラの街はなかなか英語が通じないので、こうやって現地の人と現地の言葉でコミュニケーションをとるのが楽しい。今日も、いろんな人とすこーしづつだけど、コミュニケーションをとった1日でした。これがあるから、きっとさみしくならないで一人旅できるのでしょう。

この景色を見ながら

「Bello, bello」と。

*1/4トゥルッリのホテルに大感激♪*
やってしまいました。昨日は赤ワインがすっかりまわってしまい(イタリアの赤ワインてとっても飲みやすい)そのままばたんきゅーと10時ごろに寝てしまったみたいで、気づいたのが1時。そしてもう一度寝たら朝でした。でも、今日は日の出を見に行こうと思って5時に起床です。あったかーいシャワーをまずあびました。朝起きてこの日記を書くこともすっかりこの旅の習慣に。そして、6時半、いざ出発です!
サッシの夜明け

サッシが見渡せる広場についたときには既に少し明るくなっていました。「間に合わないかもしれない。」とちょっと小走りになって展望できるところへ。まだ星が見える暗さで少しだけ下から明るくなっています。サッシの家々はねしずまっていてとってもしずか。BGMは新市街を走る車の音と、鐘の音、そして鳩のパタパタと飛ぶ音。「日の出を見よう」なんて突飛な考えをするのは私しかいないみたいで、展望スポットは貸切です。徐々に徐々に明るくなっていき、星が1つ、また1つと消えていきます。「星って暗いから見えるんだなぁ。」なんてあたりまえなことを考えながら、寒さにふるえながら、明るくなっていく街に見いります。そして、だんだんと明るくなった空に街はピンク色に映し出されます。7時を回ったその時、ふっと一区間の街灯が消えました。しばらくしてまた別の一区間、、、と。最後の街灯が消えたとき、また生活感のない街が現れました。気づけば最後まで、またたいていた明けの明星も見えなくなっていました。夜の街灯があるほうが暖かく、生活の匂いがするのが不思議です。明るくなってまたグレーの街並みが現れて、でも残念ながら太陽は顔を見せません。高台にあるからちょっと時間がかかるのかな。寒くなったし、お腹もすいたので戻ることにしました。

広場はとっても静か
でも少し明るい空に

空を見上げるとまだ
月と星が見えます

すこーしだけ明るくなった空が
とってもきれいです

ドゥオモがシルエット
のいおうに浮び上ります

徐々に徐々に明るく
なってきました

夜の写真と同じアングルで
比べてみてください

大分明るくなって街が
ピンク色に見えます

このあと明かりが地区ごとに
消えていきました

そして、また寂しげな街並みが。
今日は晴れのようです。
朝食とホームページ作成
部屋で少しあたたまってから、朝食です。今度はお父さんらしき人がコーヒーを用意してくれます。パンとコーヒーといういつもの朝食を食べながら、年賀状(絵葉書)を書き・・・。そして、あることを思いつきました。せっかくインターネットカフェが見つかったのだから、写真だけでもアップしよう、と。日記を書き上げることは無理(結構、時間がかかるのです。)と判断したので、部屋に戻ってから写真を選んでのせていきます。でも、この写真を選ぶのも大変。というのも、既に何百枚という写真を撮っていたのでそこから選ぶのが大変だったのです。30分でやろうとしたのに、結局1時間から1時間半かかってしまいました。そして、今日はパソコンをもっておでかけ。
とっても親切なTourist Information

こういう小さい街の情報は日本のガイドブックでは十分ではありません。こんなときに役立つのが現地のTourist Information。たいていは見所が書いてある地図をくれます。そこで、むかったのですが・・・ここでも地球の歩き方の情報が間違っており・・・さんざんさがしてようやくたどりつきました!ほかには誰もいないところで「地図がほしいのですが・・・」というと、出てくる出てくる。「Are you Japanese?」「Can you speak Englihs?」という質問に「Yes.」「Yes.」と答えると、「これがマテーラ全体の地図、これが日本語のガイドブック、そしてこれが英語のガイドブック。歴史とか説明が書いてあるわよ。」ととっても親切。これで売りつけられたらどうしよう・・・なんて心配はよそに、「It is for you.」と。そして最後に私が求めていたサッシ地区の地図。これが折りたたみ式で無駄に大きいのですが(笑)。そこを出てからふと日本語のガイドの裏を見ると値段が・・・。とても親切なサービスに感動したのでした。
ホームページアップ!

昨日のInternet Pointへ。ここには、インターネットカフェというものはないみたいで、インターネットできるのは、パソコンが何台か並んでいるだけの場所。ここで、15分単位でお金を払います。
昨日、予告をしていたので「あー、またきたね」という顔でむかえてくれました。そして、私のパソコンをセッティング。IPアドレスやらDefault Gatewayなどを設定してくれますが、なかなかうまくいきません。無線LANにしているからいけないんだと思い、途中から手を出そうとするも、そんな隙はあたえてくれず。時間のない私に対してイタリア人はのんびりしたもの。でも、一生懸命、日本語のパソコンと悪戦苦闘してくれる姿に感謝です。最後に有線LANのところが「無効」となっているのに気がついた私が「You have to activate LAN port.」というと、通じた様子。そしてつながりました!そこから、写真とホームページをアップして、メールでアップしたことを友達と家族に伝えて。うれしくなって、お店の人と思われる子に「私のホームページ。マテーラの写真をアップしたの。」と英語で伝えると「何をすればいいの?」と困った様子。「I just wanna say thank you(お礼を伝えたかっただけです。)」というと「You are welcome.」と。伝える相手を間違ってしまったみたい(笑)。
そして、最後にAlberobelloのどうしても電話がつながらない宿のホームページを調べて電話番号を控えます。おじさんは悪戦苦闘した時間のお金はとらなかったので、チップをあげました。こんなところでチップをもらうことなんてないのでしょう。驚きながらも「Grazie」といっていました。
このとき時間は既に11時!1時にすべてがまたしまってしまうので、急いで観光しなくてはー。
地図片手に散歩開始!

さっきもらった大きな地図を片手に歩いていきます。本当は地図を片手に歩くより、ぶらっと歩くほうがすきなのですが、今日は時間も限られているし、なにより、このサッシ地区、本当に迷路のようなので地図なしでは行きたいところに行き着けないと思ったのです。昨日買ったガイドブックを見ていたら、私が昨日ぶらぶらしたのは半分のSasso Barisano地区であと半分がドゥオモの逆側にあるというではないですか。今日はその残り半分のSasso Caveoso地区から攻めてみることにしました。
サッシ地区の外壁(実際には建物)にそって歩いていきます。途中、「あれが、フランチェスコ教会だよ。××年に建てられて。」と英語でガイドをしてくれる男性が。でも、「なんちゃってガイドが多くて、日本人は多額の請求をされる。」とガイドブックにあったので、英語がわからないふりをして立ち去りました。そして、角になるごとに地図をぐるぐるまわし(本当にわかりにくい・・・)「こっちだ!」と進んでいきます。すると、前から子供たちがロープにつかまって歩いてきます。幼稚園のお散歩らしい。かっわいいーー!と思わず写真。こっちの子供たちは目がくりくりしてて本当にかわいい。ロープにつかまっているのは、迷子にならないように、ってことかなぁ。
そして、目の前に古い建物とミュージアムがあったので入ってみることに。てっきりサッシ地区のミュージアムだと思ったのに・・・中には絵画が。これまた迷路みたいな建物の中を「こっち?」「こっち?」と警備員に聞きながら進んでいきます。すんごい勢いで絵の前を通り過ぎて、出口を探す私は奇妙だったことでしょう・・・。でもねぇ、私あんまり絵とかには興味がないみたいで(嫌いではないのだけど)、、、ごめんなさい。
Caveoso地区と洞窟
そして、ミュージアムを出てからはいよいよサッシ地区へ。ここでは、洞窟教会(正式名はMADONNA DE IDRIS)が見所なので、そこを回ることにします、昨日散歩した地区よりもこちらの地区のほうが「洞窟の中の住居」という感じです。昨日の建物らしい建物とはうってかわって、本当に岩に穴が開いたようなところばかり。中をのぞいてみると、廃墟になっていて、壁が崩れおちていたり。そっと入って見ますが、少しおくまで行くと怖くなって出てきてしまいました。それにしてもちゃんと観光客用に順路を示す看板があるにもかかわらず、地図を持っているにもかかわらず迷子になってしまうのはなんでかなぁ。結局どれが教会なのかわからないまま、過ぎてしまったり・・・。こんな調子では7つの教会をまわるなんてむり!ととりあえず、メインのIris教会を目指すことにしました。途中、洞窟住居を公開しているところがあったので、入ってみるとなかなか広い。一つ一つが部屋になっていて、おくにはワインセラーのようなところまで。もともとは隠れるための住居や、貧しい人の住居だったというけれど、意外と中は広いのでした。
そして、人の流れに沿ってSt.Lucia教会(S.LUCIA ALLE MALVE)ものぞいてみます。まさに「覗いてみる」というのが正しい表現で、洞窟の中を入ると、まったく観光地とは思えない、何の手も加えていない教会です。はげてしまった壁にうっすらとマリア様やキリストの絵が見えます。地面も壁もぼこぼこしたままで、今にも崩れ落ちそう。そんな、何の飾り気もないのがまたとても印象深かった。
今まで、ヨーロッパの観光地をたくさん訪れてきた私にとってここは衝撃的でした。こんなに歴史的なものがそのまま時を止めて残っているところがあるでしょうか。観光地なのに全く観光地らしくなく、古いものが修復されずに残っている。いつまでもこんな風に残っていてほしい、そう強く思ったのでした。
不思議な岩窟教会(IDRIS教会)
外観は岩の塊に十字架が立っているという奇妙ものがこの地区の真ん中にどーんとある。痛い足をひきづりながら(まだ、カプリ島での歩きすぎをひきづっている)なんとか階段を上ってそこにたどり着くと、入り口がある。そこを入ると、それは洞窟そのもの。そして、その壁に消えそうなキリストの絵があるのでした。さっきの教会よりは広いものの、薄暗くって壊れそうな雰囲気は同じ。下を見ないとつまずきそうになる土と岩がむき出しの地面も。(調べてみると、マテーラの街は8世紀に東方のギリシャ・ビザンチン教会の修道僧たちが移住してきて地上に地下に100を越える教会を作ったところから始まっているのだろいう。私が見てきた廃墟は教会郡なのだそうだ。)
ひんやりとした中に、私以外の観光客はいない。なんとなく怖くなって写真も撮れず出てきてしまったのでした。(ので、この教会の内部の写真はほかのところから頂いてきました。)歩けば歩くほど、覗けば覗くほど不思議な街。決して、きれいとか素敵とかいう一言が当てはまる街ではありません。でも、そのなんともいえない雰囲気にすいこまれ、みせられ、とりつかれてしまったのです。この街は少しだけみて次の目的地に行くはずだったのに・・・。できません。できることならすみからすみまで歩きたい、そんな風に思いました。そうそう、メル・ギブソンがキリストの最期を演じていろんな意味で話題となった映画「パッション」のロケ地だったらしい。留学中に話題になっていたのを覚えている。帰国したらぜひ見てみよう。
そうそう、この教会の岩の上に上っている人がいたので私も登りたい!と足が痛いのも忘れて思ったのですが、うろちょろうろちょろしてもしても上に登る道が見つからない。パソコンを持っているので、よじ登るわけにも行かず・・・あきらめました。
あと、「写真をとってください。」と頼まれたのでどこから来たのか聞いてみると「プーリア」と。首をかしげていると「Not so far from here.」と。イタリア国内のプーリア州ね。バーリやアルベロベッロがある州ではないですか。どうやらイタリア人にとってもここは観光地の様子。
お昼はコースに挑戦!
お昼はやはり、洞窟住居を改装したトラットリアに。こうやって商業用に改装されているところは、先ほどの教会とはうってかわってきれいです。奥に案内されてメニューを見ると、なかなかお手ごろなのでフルコースに挑戦してみることにします。イタリア語がわからない私にお姉さんは、売り物のパスタを全部持ってきてくれて、「これが、これね。」「これが、これ。」とメニューをさして説明してくれます。でもね、パスタの形とかがわかってもね、私にとって大切なのは何味のソースで具は何か・・・なんだよねぇ。
前菜のカルパッチョの量にびっくりし、Primo(1つめ)のパスタの量にもびっくりし、Secondo(2つ目)のグラタンのようなのも頑張って平らげ、そしてサラダも大きい。残念ながらデザートを食べることはできず、カフェでしめたのでした。ふぅ、やっぱりコースは無理だ(@_@)
そして、どこにいってもゆっくりなイタリア人。コースもゆっくりゆっくり出てくるので、2時過ぎの電車はあきらめて、4時過ぎのに乗ることにしました。昼休みの時間は、電車も減るのです。
断崖絶壁にびっくり!&Duomo
昼食後はドゥオモ(大聖堂)を目指して歩きます。このとき、街の外側をずーーっと歩いていったのですが、街の外側をみてびっくり!この街は断崖絶壁の上に建てられているのです。そして、横は谷になっていて下には川が流れています。向こう側にも洞窟住居があったのではないかという後が見えて。大自然の上に立っている不思議な街にまたしても、時間を忘れて見入ってしまいました。なんなんだろう、この街は。どうしてこんなに不思議なんだろう。風が吹けばそのまま飛んでいってしまって谷と荒野が残ってしまいそうだなぁ。
そして、サッシ地区で一番高台にあり、一番目立つドゥオモを目指しているにもかかわらず、迷子になる。地図ではここを登ればいいってあるのにーー。。行き止まり。またしても昼休みの時間帯なので、人は減ってしまうし・・・。地図を片手に頑張って、回り道をしてようやくここかなぁ、と。でも登っても登ってもたどり着かないので不安になってすれ違った人に「Duomo?」と聞くと「まっすぐ行って右にあるよ。」と。その後、ガイドをしてくれそうになったのですが、「No Italiano」とイタリア語をできないことを伝えると、残念そうに去っていきました。
写真でとれば一番目だって、こんなに目印になっているのにこんなにたどり着くのに時間がかかるなんて・・・。残念ながら昼休みで中は開いていないので、写真だけとって帰ることにします。そして、一番見晴らしがいいはずのここから帰るのにも迷子。道3本ほどでているのですが、「Via Duomo」という通りがなかなか見当たらない。これでは次の電車も乗り過ごしちゃうかも・・・なんて思っていたらようやく見つかりました。
イタリア語で予約
何度もトライしてはうまくいかなかったアルベロベッロのホテル。少し時間があったので、さっきインターネットで調べた番号にもう一度かけてみることにします。アルベロベッロではトゥルッリという白くてとんがり屋根の建物が世界遺産になっていて有名です。そして、このトゥルッリのホテルにどうしても泊まりたくって、ここに来てから何度も電話にトライしていたのです。そして、ようやくつながりました!
「Can you speak English?」というと「No」という答え。南イタリアの小さい街は観光地であってもなかなか英語が通じません。そこで頑張りました。「Camera Libera oggi? (Any room available today?)」ときくと「Si(Yes)」と。それだけで嬉しくなって「Si? Oggi e domani. Due Notte.(Yes? Today and tommorow, two nights?」と聞くと「Si. Si, Two nights?」と英語で聞き返してくれます。私のイタリア語に合わせてゆっくりゆっくり話してくれて、ほんのときどき英語の単語を言ってくれることでなんとか会話ができました。「Quanto Costa?(How much?)」と聞くとぺらぺら−としゃべられてわからなかったので「うん?うん?」と聞き返すと「With breakfast or without breakfast?」と「Oh...con(with)」と今度は私がイタリア語で返すと「60」と英語で。よしよしと思って「OK. Mi chiamo Hitomi.(My name is Hitomi.)というと、「決まり?(単語を忘れた・・・でも、なぜかわかった。)」と言う言葉に「Si.Si」と。そして、何時頃つくの?と聞かれて「Otto o sette(8 or 7)」と答えるとまたイタリア語でぺらぺら−と。何回か聞くと「Alberobello. Front, Telefono」という単語だけ聞き取れたので、フロントで電話するようにってことかなぁ、と「OK」といって「Ciao!」と電話を切りました。こんなに長いイタリア語の会話(といっていいのか)は初めてだったので「ふぅ」とため息をついてふと後ろを見るとおじさんが見てます。きっと不思議な会話に映ったことでしょう。イタリア旅行後半でイタリア語でホテルを予約できるようになったら合格だよね!なんだかとっても達成感。
マテーラ→バーリ

マテーラから直接アルベロベッロへのチケットは買えなかったので(ここもイタリア語で頑張りました)まずはバーリへ戻ることに。駅のホームには何人か人がいたので「Il treno per Bari?(This train to Bari?)」と聞くと「Si」と。こうやって一言聞いておくと、イタリア人は親切で着いたときにちゃーんと教えてくれるのです。次に来た電車に「これじゃないよ。」とそして、その次に来た電車に「これだよ」と。電車の中でも人が降りて心配だったから「Bari?」と聞いて。
ちょうど夕暮れ時で窓からの景色がとってもきれいでした。平野やオリーブ畑が続くその先は薄いブルーとピンクの空。なんとも幻想的だなぁ、と思ってみているうちに寝てしまいました。徐々に人が増えて、景色も街の騒々しい感じに変わってきてバーリに到着です。
バーリ→アルベロベッロ
今度はまた別のローカル電車に乗り換えるのですが、切符売り場が分からない。その線のホームに向かいそうなおじさんに「Alberobello.」と言うと「こっちだよ。ついておいで。」とゼスチャー。「Biglietti, ticket」というも「Si. Si.」と。ついていってみると地下からホームにつながる通路をひたすら歩いていきます。そして「このホームだよ」と階段をのぼると・・・切符売り場もあるホームもありました!チケットを買うのはもうなれたもの。「A che ora?」と時間を聞くのも慣れたもの・・・なのですが、やっぱり聞き取れず、2回目に思わず「え?」と日本語で聞き返してしまったらおじさんは笑って書いてくれました。「18:06」と。ありがとう。その後も時刻表を見てたら「Where are you going?」と話しかけられて「I want to know what time the train arrives at Alberobello」というと見てくれたり、イタリアの人は本当に親切。今回の旅行が楽しいのは、こんなイタリア人のお陰かもしれません。
電車の中では向かいに座ったかわいい女の人が私のことをにこにこしながら見ています。日本人が珍しいのかなぁ、なんて思っていたら話し掛けてくれて、そこからしばらく英語でお話しました。イタリアのテレビ局に勤めてて毎日この電車で通勤しているのだとか。いつか日本に行きたい、というのでメールアドレスを書いて渡すと、彼女のも書いてくれました。写真をとって「日本から送るね」という話までしたところで、イタリア式の挨拶を交わして(両方のほっぺにチュ、チュとするのです。)彼女は降りていきました。現地の人と友達になれた!しかも女の子が話し掛けてくれるなんて!ととっても嬉しかったです。
そして、その次の駅がアルベロベッロだった見たいで。きょろきょろしている私にまたしてもおじさんが「Alberobello」と教えてくれます。
念願のトゥルッリに宿泊
駅の周辺はとっても静かでしたが、人の流れに沿って進みます。暗かった道が徐々に明るくなって商店街になってきました。ここをまっすぐにいくと予約をしたトゥルッリの宿があるはず。そして、大通りに出て一本入ったところにありました!かわいいトゥルッリが並んでいます。フロントもトゥルッリです。入って「ミ・キアーモHitomi」「telefono」(電話したHitomiです、と伝えたかった。)というと、フロントのお姉さんはすぐわかってくれた様子。どうやら、電話でお話した相手みたいです。とっても明るくていい人。「朝ご飯何時にする?」と言われて「7時」というと、早いねぇ、という顔。笑いながら「OKOK」と言ってくれたのですが、「8時でいいよ」と伝えました。2泊するんだし、ちょっとゆっくりしようかな。そんなこんなでチェックインを済ませると、子供が「パパ・・・」と電話しています。
お姉さんと子供についてフロントのトゥルッリを出ると、そこにはパパの運転する車が。これで、移動するみたいです。ほんの数分だったのだけど、この間もお姉さんはイタリア語で「スーパーマーケット」、「インターネット」「パン屋、フォッカチオ、ブオーノ(おいしい)」「チェントロ(街の中心部)」と教えてくれます。そして、到着したところはこれまたトゥルッリが並ぶかわいいところ。この中の1つのトゥルッリに住めるのです。
Mi Trulli(私のトゥルッリ)
そして、私のトゥルッリに入って大感激。とってもかわいくて広いのです。こっちがキッチンで、こっちにダイニングがあって・・・と案内してくれます。これで朝食込みで62ユーロなんて信じられない。ここに2泊することにしてよかったぁ。ここはホテルというよりも貸別荘に近いので、次に休暇をとったら1週間滞在してここを拠点に周りの小さい街めぐりをしてもいいなぁ。お姉さんは「明日8時に朝ご飯もって来るね」といって去っていきました。
一人になってまずしたことは、写真撮影。どこを撮っても絵になってかわいくって何枚も何枚もとってしまいました。絵本の中と言えばいいのか、おとぎの国と言えばいいのか、本当にかわいいのです。一人で「うわー」「かわいい」と連発しながらシャッターを押します。そして、庭に出てさらに息を呑みました。パティオみたいになっているのですが、ここだけは明かりがなく満天の星空がとってもきれいに見えるのです。暗闇の中の真っ白なトゥルッリとまたたく星。信じられない世界です。オリオン座も冬の第三角形もカシオペアもはっきりと見えます。寒いのも忘れてしばらくたたずんでしまいました。  
迷子になりながらレストラン探し
落ち着いたら次は夕飯を食べるレストラン探しです。でも、問題は現在地がわからないこと。「この辺だよ」とはお姉さんに教えてもらったのだけど、なにせこういう小さい街に関しては、地球の歩き方の地図は頼りにならない。おおざっぱすぎるのです。明日はInformation Centerで地図をもらわないと。近くにやっぱりトゥルッリがレストランになったところがあるはずと、うろちょろうろちょろ歩きます。でも、戻って来れなくなるのが怖かったので、ある方向に進んでは戻ってきて、またある方向に進んでは戻ってきて。そういえば私はとっても方向音痴なのですが、一度通った道は戻れるという特技があることに最近気づきました。(違う方向から来るともうわからないのだけど)そして、大通りに出ると看板があって、それにそっていくとありました!かわいいレストランが。観光客相手のレストランとあったので、期待していなかったのですが外観と内装で大満足!ごはんもおいしくてまた食べ過ぎてしまいました。お昼食べ過ぎたから控えようと思ったのに・・・。
夕飯もイタリア語で
案内された席は二家族の間と言う微妙な席。しかも、そのうちの一組は日本人でちょうど日本人の家族から見えるところで、食べ物の写真をとるのが恥ずかしかった。。。「ホームページのためですので」って説明するのも変だし(笑)
それはさておき、ろそろパスタに飽きてきたので、夕飯は煮込み料理とかスープとかがいいなぁ、と思って探してみると、「ムール貝のスープ」とあったのでそれと、子牛の肉とチーズのを頼むことに。日本語のメニューがあったのだけど、あえてイタリア語のメニューで(決める時は日本語見たけどね)イタリア語で注文。レストランでの会話もイタリア語でほぼ大丈夫になりました。「ムール貝のスープ」はないと言うことで「生ハムとメロン」に変更!生ハム食べたかったんだよねぇ。メロンがはきらいなんだけど、この組み合わせは大好き。そして、赤ワインと水の小さいの(Piccolo)を頼みますが、水は大きいの(Grande)しかないと。じゃぁ、大きいのでいいよ、と注文完了!出てきた料理を見てびっくり!生ハムは6枚もあるし、お肉も3枚もあるし。お通し(?)でフォッカッチャとオリーブと豆とパンが出てくるし、これがまたおいしいし。でも完食!
日本人の家族と私
ななめ後ろの日本人の家族は幼稚園の男の子とそのご夫婦。ときどき聞こえてくる会話から、ドイツ語圏にいる様子。仲良くしゃべっている家族の会話を耳にしていると、自分の子供時代の思い出がふっとよみがえってきました。父の駐在で家族みんなでドイツにいた頃、お休みになるとこんな風にいろいろな場所につれていってもらったっけ。まだ中学生だったので記憶は断片的なんだけど、こんな風にいろんなレストランでみんなでご飯を食べたこと、をすごく鮮明に思い出しました。「これ、すごい量だね。失敗したぁ。」とか「どこどこみたいだね」とかいう両親の楽しげな会話、それとは関係なく眠たそうな妹、とその家族が重なって。現実と想い出が重なる不思議な感覚。懐かしさにちょっと涙が出そうになりました。
あのドイツでの生活がなければ、こうして一人旅でヨーロッパに来ることはなかったかもしれない、と思います。他の地域には一人でいかない私が、ヨーロッパには一人で来てしまうのは、すこしでも現地の空気を感じ、少しでも現地の人とふれあいたいから。ヨーロッパの雰囲気、匂い、音を体全体で感じたいから。私にとってやっぱりここは特別な場所なのです。教会の鐘の音やふとした匂いや景色に吸い込まれるようにノスタルジックな気分になることもしばしば。そんなとき吸い込まれたままそこにたたずむことができる歓びをかみしめたくて来ているのかもしれません。
そんなことを考えていたら、話し掛けたくなってしまいました。食事が終わったころには赤ワインも回って勢いづけてくれました。「失礼ですけど、ドイツからおこしなんですか?」と思い切って話し掛けると、とっても感じのいいご夫婦で、ミュンヘンに4年半ほど滞在していて、これが帰国前最後の旅行になることを教えてくれました。私もドイツにいたことがあってそれを思い出して、ついつい話し掛けてしまったことを話すとにこにこと聞いてくれました。ちょっとした素敵なひと時でした。
おうちに到着!
多分こっちのほうだなぁ、と感覚で戻ると見覚えのある景色が。もと来た道を戻る、のは得意ですが違う道を戻るとやっぱり駄目みたいで、ちょっと迷子。これがフォッカッチャやさんだから・・・とうろちょろしてようやく発見!というか、通り過ぎていたみたい。トゥルッリのに入ってから、もう一度パティオに出て星を見て、ここにいる幸せをかみしめてから寝ることにしました。
シャワーもちゃんと熱いお湯が出たし、、、ちょっと部屋は寒かったのですぐベットにもぐりこんで、テレビを見たり、日記を書いたり。イタリアのテレビはイタリア語のテレビしか映らないのですが(ポルトガルみたいにCNNとかが映らない)テンポのいいイタリア語は耳に心地よくてなんとなくつけてしまいます。そうしているうちに眠たくなってきて・・・おやすみなさい。

*1/5アルベロベッロと出会い*
今日は寝坊してもいいかなぁ、と目覚ましをかけなかったのに5時に目が覚めました。起きて早々、昨日の感動を書きとめなくては!と日記を書き始めました。最近、旅行に行くたびにちょっとノルマになっていたこの日記ですが、今回の旅行は日記本来の「記録」という目的を思い出させてくれました。毎日毎日の感動をできる限り鮮明に残しておきたい。書きながら思い出して、読みながら思い出してその時の気持ちに戻れるように。人のためではなく自分のために。もちろん、それを読んでくれる人が、楽しんでくれればそれはとっても嬉しいこと。でも、それは後からついてくるものであって、まずは自分のために書いているんだって事、そんな初心を思い出しました。そして、久しぶりに頭ではなく心で日記を書いているという感覚も思い出しました。
アルベロベッロの夜明け

ふと時計を見ると6時半過ぎ。飛行機の中で出会った夫婦が「朝のアルベロベッロを散歩したの、きれいだったよ。」と言っていたのを思い出して、散歩してみることにしました。思い立ったらじっとしていられない私。大急ぎでベットから出て(ベットで日記を書いていた)着替えて飛び出ました。眼鏡ですっぴんでちょっと寝起きモードだったけど、まぁ許してください(笑)
トゥルッリが立ち並ぶ地区に足早に歩いていきます。既に遠くの方がオレンジ色になってきています。とんがり屋根の続く街並みが見えてきました。昨日のサッシ地区とは違ってとってもかわいいメルヘンチックな街。昨日はちょっと怖い雰囲気のサッシ地区を夜明けに歩くことはできず、ただただ展望台から見ていたのですが、こちらは白い雰囲気で明るいので歩いてみることにしました。前も後ろも横も全部トゥルッリになると真っ白ですごくかわいい。高いところにいけば日の出も見えるかもしれないと、坂道をのぼります。高い台があれば立ってみるものの、なかなか見下ろせるようなところがありません。でも、徐々に明るくなっていく空に合わせて色が変わって見えるトゥルッリはとてもロマンチック。こんな時間に観光客が歩いているわけもなく、ときどき地元のおじいさんがいたり、犬がいたりする程度。それも白い街並みにとってもマッチしています。気づけば1時間近く歩いていたようです。そらはとっても明るくなってきました。
日の出は屋根から
なかなか見晴らしのいいところが見つからず、ちょっとあきらめかけていたその時、一番はじのトゥルッリの横が台のようになっているのを見つけました。階段もあって登れるようです。そっとそのトゥルッリをのぞくと窓にガラスはなく、人もいない様子。これは大発見!と嬉しくなって登ってみます。右の方にトゥルッリの一帯、そして前方にはひろーい平野が広がります。その奥が徐々に明るくなってきていてもうすぐ日が昇りそう。
すぐ後ろには腰くらいの位置にトゥルッリの石が積み重ねられた屋根が。ここに登って日の出を見たいなぁ、と思ってもう一度家の中をのぞきます。誰もいません。ちょっと悪いことをする子供の気分でしたが、思い切って登ってみることにしました。えい!と足をかけて登った瞬間、太陽が顔を出しました。慌ててカメラを手にとり、屋根に座って写真をとります。私にとってこれが今年初めて見る日の出。トゥルッリの屋根の上で見られるなんて感激です。「屋根にのぼったよー」という証拠写真がとりたくて、頑張って自分で自分の写真をとりました。屋根を入れるのがなかなか難しかった&寝起きできたことを後悔しました。
すっかり日が昇って暖かくなってきたなぁ、と時計を見ると8時20分前。8時には朝食が来るから戻らないと、と屋根から下りました。隣の犬がほえはじめたので逃げるように明るくなったトゥルッリ通りをあるきます。夜明け時と夕暮れ時は街の雰囲気が1分ずつ違います。自然とシャッターを押す回数も増えてしまいます。Myトゥルッリには10分で到着。朝ご飯を待つばかりです。
朝ご飯は・・・
昨日のお姉さんが朝ご飯を持ってきてくれました。「すべて大丈夫?(推測)」というようなことをイタリア語で話し掛けられたので、「OK!」と返して受け取ります。後になって、夜寒かったことを伝えればよかったと思い出したのですが・・・まぁいいかな。今日は屋根裏のようになっている2階のベッドで寝れば暖かいかもしれないし、ね。「明日の朝も8時でいい?」と確認をしてお姉さんは去っていきました。
朝ご飯は赤い包装紙に包まれていました。どうやらBARで買ってきてくれたみたい。朝7時といったときに困った顔をしていた理由がわかりました。プレゼントをもらった気分でちょっとわくわくしながら開けてみると、中身は甘いクロワッサン2個(ヌテラ(=チョコレート)とオレンジクリーム)カプチーノ、そしてエスプレッソでした。エスプレッソってこんな風についてくるんだねぇ、と変なところで感心しながらお部屋のテーブルで朝ご飯。とっても素敵なトゥルッリだからずっといたくなってしまいます。最終日もバーリじゃなくてここに泊まれないかなぁ。それくらい、気に入ってしまいました。でも、街も見ないともったいない。ということでいってきまーす!
スーパーでお買い物
今回イタリアに来てまだ行っていないところがありました。それはスーパーマーケット。スーパーに行くとそこで生活している人の日常が見えるのでとても好きなのです。カメラの充電が終わっていないこともあったので、昨日教えてもらった24時間スーパーに。一通り物色して、買いもしないのにチーズやさんや肉屋さんを覗き込んだり。そして、明日の朝ごはん用に飲むヨーグルト、オレンジ、水、そして懐かしいお菓子を買ってきました。オレンジは、2つもってどうするかなぁ、と思っていたら店員さんが来てはかってくれてシールを貼ってくれました。そう、こっちは青果物は計り売りが多いのです。
帰り道にはお勧めのフォッカッチャやさんでフォッカッチャを買おうと思ったのですが、これがピザくらい大きい。泣く泣くあきらめました。
お買い物から戻ってきたときには、日も昇ってとってもいい天気。パティオに出て日を浴びてみます。うーーん、と伸びをしたそのとき、私のトゥルッリの屋根の窓のところに猫がいるのを発見!かわいいーーー、と家の中に入って屋根裏に登って写真を撮ろうとしたのですが・・・逃げられてしまいました。
Tourist  Information Centerは・・・
こちらでも、まずはInformation Centerに行って地図をもらうことに。中に入ってみると、子供たちが作ったアルベロベッロの模型やプレセーピオ(キリストの生誕を再現したもの)があってかわいかったぁ。それに見入ってはっと、地図をもらいにきたことを思い出し「Where is the tourist information?」と聞くと、後ろの小さいオフィスをさして「そこだよ」と。1人だけいる人に「I want a map in English or Japanese.」というと、出してきてくれたのはコピーで小さいもの。なんだか、ひょうしぬけしてしまいました。地図を頼らずに歩くように・・・ってことかなぁ。
にぎやかなアルベロベッロ
充電も完了したので、またトゥルッリの街にくりだします。メインストリートを歩いてみてびっくり!さっきの静かな雰囲気とはうって変わってにぎやかになっていました。左右に並ぶお土産やさん、そして「どうぞー」という日本語。ちょっとがっかりしました。小さな田舎町が好きな私にとって、ここは予想外。ゆっくりとお散歩するにはむきません。(でも、実はそんな思いも優しいいろんな人と知り合って、吹き飛ぶことになるのですが。)
そして、ふと右を見ると「陽子の店」という看板が。ここがうわさの日本人のお店ねぇ、と思っていると「どうぞ、トゥルッリの屋根に登って行って。景色いいわよぉ。」と。「朝、こっそり登りましたから」とは言わずに、お言葉に甘えて登らせてもらうことに。屋根、というより屋上からはぽこぽこしたトゥルッリの屋根が見渡せます。屋上で洗濯物を干している日常と、ぽこぽこと並ぶ屋根のミスマッチがなんともいえず面白かった。世界遺産なのに人が住んでいるなんて・・・不思議。
お手伝いをしている暁子さんの商品の説明を聞いていると、いろいろと買いたくなってしまったのですが、ここでかっては荷物が重くなってしまうし、と我慢。「またきますねー。」といってお店を後にしたのでした。
ここは手工業が残っている街。お手製の革製品を売っているお店や、織物を売っているお店を覗きながら坂を上っていきます。
現地ガイドの人とお買い物
坂を上りきったところで、イタリア人のおばあちゃん、おばちゃんたちがにぎやかにおしゃべりをしてます。そこで「ボンジョルノ」と挨拶をすると1人が「こんにちは」と。すっかり、同化していてわからなかったのですが、プーリア州現地ガイドの小林さんという方でした。この人が有名な「マリアおばさんだよ。」(日本の雑誌やHPに登場しているらしい)と教えてくれ「ここで、よくおしゃべりしているの。」と。みんな輪になって、テンポのいいイタリア語でおしゃべりをして、大笑いして、まさに私のイメージしていた「イタリアのお母さん」です。ふと、軍のヘリコプターが通ると「みんなで手を振りましょう!」と手を振り出して大笑い。真っ白な街に元気な笑い声がひびきます。
ガイドの小林さんは「屋根にのぼってみる?」とまたしても、屋根にご招待してくれました。イタリアにきて9年、プーリア州の専門ガイドをしていて、今日も日本の団体ツアー客を案内したところだということ。さすがに、詳しくてマリアさんのお店の商品の話や、お嫁に行った時に持って行ったというタオル、そしてマリアさんが自分がのっているからと喜んで集めている雑誌等々を見せてくれました。このお店は、手で織ったパイル地のタオルと笛が売られているのですが、今はマリアさんは腰を痛めてしまって33人のお弟子さんが織られているのだとか。そして、このタオルセットを嫁入り道具に持たせるのが、ここの伝統なのだとか。かわいいタオルに惹かれたのですが、ちょっといいお値段だったため(笑)自分用は次回にすることにして、母になべつかみを買っていきました。
ここで知ったのですが、アルベロベッロと白川郷は姉妹都市で、マリアさんは昨日日本から帰国されたとのこと。(後述:知らなかったのですが、白川郷って「合掌造り」があるところなんですねぇ。世界遺産つながりということかな。)
教会見学&お買い物
坂を上りきったところにある「聖アントニオ教会」の歴史的背景をガイドさんに聞き、見学に。なんでも、周りの景観を損ねないように、トゥルッリ建築の教会を建てたそうです。たかーい天井を見上げておいで、といわれて中に入ってみます。以外にも新しくてきれいな教会でした。
おなかがすいたので「日本語のメニューがなくておいしいところってないですか?」と聞くと「日本語のメニューがないところ・・・は難しいけどお勧めはある。」とのこと。思っていた以上に日本語がいっぱいのアルベロベッロにすこしげんなりしていたのだけど、実際に食べてお勧めなら行ってみようかな、と。
そして、その前に「きらきらしたものが好きなら、かわいいセレクトショップがあるよ。」と紹介してくれました。きらきらしたものなんてフラメンコの時くらいしかつけないけど、まぁせっかくだから、とよってみることに。
ここは、マリアさんの娘さんで私と同じくらいの年代の女の子がやっているお店。「これもかわいいよー」と出してきてくれるのに、のせられながら会話と買い物を楽しみました。そして、かばんやスカーフ(マフラー、かな)まですすめられて鏡を見ていると「鏡を見る時は、かならず離れて」とか、「かばんを持つ手はここよ。」とかイタリアのおしゃれな女の子らしい発言。さらには「ほら、この2点ですっかりミラノーゼよぉ(ミラノの人=おしゃれな人という意味らしい)」と。ヘアアクセサリーを買う予定が、結局、ハンドバックとマフラーも購入してしまったのでした。でも、同世代のおしゃれなイタリア人のアドバイス、信じてみようと思ったのでした。最後に教えてもらいながら「とっても楽しい買い物でした。」と伝えると「わたしたちもー」とおおはしゃぎ。あとで本を見ると「イタリアの人は、会話のテンポを楽しみながらショッピングをする。」と。日本のように自分で服を探すのではなく好みを伝えて持ってきてもらうのだそうです。小林さんのおかげで、楽しくショッピングできました。「夕方もう一度これたら、お茶しましょ。」といってくれたのだけど、イタリア語がわからない私・・・は躊躇してしまいました。少し残念。
とうとうフルコース&ケーキ
そして、お勧めのレストランでランチ。もう既に2時になっていました。かわいいトゥルッリのレストランに案内して「20ユーロくらいでってお願いしておいたから。」と小林さんとはそこで別れ。そこからはレストランのマネージャーの登場です。「I am glad to see you.」という厚い握手に始まり、「料理は僕に任せて。いい?」と英語で。不安ながらも「OK」というと伝わったのか、「OK.OK.Don't worry」と。席に着いたとたん、撮影をしていたと思われるモデルさんとテレビの制作会社(レストランの人に聞いたところによると、ネクサスという制作会社らしい)の人がたくさんきたので、そっと席を変えさせてもらう。そこは、トゥルッリのひとつが小部屋になったようなそんなところだった。(後述:実はモデルさんと思ったのは元宝塚の愛華みれさん、1/26放映の「絶景の楽園」の撮影だったそうです。すれ違って「すいません」とかしゃべったのに・・・写真を撮ってくるんでした。)
お任せにしたのはいいけど、前菜でびっくり!小皿とはいえ、これでもかぁ、というくらい並べられてこれをたいらげるのに一苦労。そして、またしてもオレキエッテ。このあたりで食べきれなくなった私は、ちょっと残してしまった。タイミングよくあらわれるマネージャーの人が「How was it?」と。「It was very good. But I am full.」と。「Secondoは?」と聞かれたので「Small dish, please」というと「OK. OK. Don't worry。」と。そういいながらも、次に出てきたのはソーセージとサラダ。今日は隣町に行く予定だったのですが、もうあきらめました。ゆっくりとでてくるこの昼食を楽しもう、と。そして、「デザートは?」といわれて「No.」といったのに、「Small one, don't worry」ともってきてくれたのは甘そうな大きなケーキ。「It is soooo good. This is for you.」といわれると食べなくては悪い気がする私は典型的な日本人。一口食べて、うーーーー、と思ったのですが頑張って半分まで食べました。そしてこちらも断ったけど出てきた食後酒(アマレット・・かな?グアッパかな・・・?)とカプチーノをどんな順番に飲めばいいのかわからず、交互に飲みながら一息。していたら、またしてもとってもいいタイミングで「So good ? so good?」とマネージャーが入ってくるではないですか。そして、座っていい?と私の前に座ります。こうやって現地の人とおしゃべりするのは好きなのでいいのだけど、困ったのは話が一段落すると「食べて食べて。おいしいでしょ。」とすすめること。そして、私がそれを断れないこと。結局ほとんど食べました!よく頑張った、Michey(涙)。でも、これでイタリアのフルコース制覇だよね!そして、これで本当に20ユーロだったのにはびっくりした。
さて、いろいろお話をしてくれたこのマネージャーさん、もともとナポリ出身でSecond Lifeとしてレストランのマネージャーという職を選んだとのこと。2軒もっているうちの1軒がこのレストランで1ヶ月前にオープンしたとか。もともとは、ライトを街につける仕事のマネージャーで、ポンペイの遺跡のライトも、ローマのライトも自分がつけたのだ、といっていました。そして、今はこの小さな町での静かな街が気に入っていると。そんな彼なのに息子が現れたとたんちょっと悲しげに身の上話を始めました。奥さんと別れて、今は休暇中だから息子が来ているんだ、と。「This is my life.」と何度となく繰り返すのがちょっと悲しげでした。結局2時間〜2時間半近くこのお店にいてしまいまって時間は4時。お店の名前を日本語で書いてほしい、といわれて書いたけど、このレストランは観光化しないでほしいなぁ、と思ったのでした。
買い物袋を見て「荷物が重いから、ホテルに送ってまたつれてきてあげるよ」と言ってくれたのですが、外に出るとちょうど夕暮れ時できれいだったので、丁重におことわりしました。この時間にお散歩しないともったいないもんね!
 

おっかいものと出会い
さぁ、自分にいろいろ買った後は、友達へのお土産を探さなくては。イタリアはブランド物はたくさんあるけどおみやげというと食べ物くらいしかない、という妹の言っていたとおりお土産を探すのは意外に大変そう。ぶらぶらしたあとで、さっきの陽子さんの店、に立ち寄ってみます。そこで、オリーブオイルやらカレンダーやらを買っていたのですが、日本人団体客がすごーーーいたくさんいて(というか団体だから当たり前なのだけど)びっくりしました。「またきましたよ」といいたかったけど、タイミング悪かったらしく。レジも忙しそうだったのでだんな様のフランコに「いいよ。急いでないから、ゆっくりで。」と客観的にツアー客を見ていました。ものすごい勢いで買い物をしていく観光客とそれをさばいていくお店の人は圧巻でした。いやぁ、すごい勢いだなぁ、と妙に第三者みたいになっちゃって。私がそんなふうにみんなを観察していたら「添乗員?」と聞かれて・・。「いやいや、違うけど、一人旅だからいそいでないの。」と伝えました。そして、お会計を済ませて帰ろうとしたら、さきほどのAkikoさんが「今晩フェスタがあるんですよ。」と。その情報はガイドさんから聞いて知っていたので「行きたいと思っていたんです。」というと「チケットがないと入れないんだけど、余分にあるから、ちょっと待っていてくださいね。」と。そこで、団体客がはけるのをまってAkikoさんとYokoさんとおしゃべり。話していたら、全員同じ市の同じ地区(区まで一緒だった!)ということが判明して意気投合。いやぁ、すごい偶然。6時45分にここに集合して一緒に行きましょう!という話になりました。そんな様子を見てか、イタリア人の店員さんはトゥルッリ型のパスタをプレゼントしてくれました。
日本の写真?
一度荷物を置いて、集合時間までミュージアムに言ってみることに。このミュージアム、トゥルッリのミュージアムかと思ったら、日本の写真が飾ってある。「これって合掌造りかなぁ。次の旅行はここにしようかなぁ、なんででもここにあるんだろう。」と思いながら眺める。そして、奥にはプレセーピオ(キリストの生誕シーンを再現したもの)がたくさんあった。これは、教会やTourist Information Centerからフォカッチャやさんまであちこちに飾ってあるのだけど、この季節のひとつの風物詩だ。トゥルッリの内部を見せると同時に、展示もしているのだ。(後述:この時は日本の写真と、この建物がわからずに帰ってきたのですが、これが姉妹都市の白川郷の写真であること、そして写真家「森田廣実」さんの写真展であったことを知りました。)そんなことをしている間に、時間になったので陽子さんのお店へ。
勧誘!?
陽子さんのお店では、奥にある台所に通されて「どうぞどうぞゆっくりして」とミルクティーを出してくれた。アットホームさに感動しながら体を温めながらおしゃべり。「アルベロベッロはどう?」といわれて「かわいいところですねぇ」というと、勧誘が始まった。彼女のお店はAkikoさんのようにお手伝いをしてくれる人をさがしているらしい。彼女が帰国しなければいけない3月以降なんだけど・・・、と。もともと今年転職しようと思っている私は、「失業保険が出る間ならいいかも・・」なんてちょっと真剣に考えてしまった。いずれにしても、次の仕事まで少しブランクをあけてもいいな、とは思っているんだけど思い切ってここにくるってこと、私にできるだろうか。そう思いながら「考えて見ますね。」とお返事をした。忙しくてとっても大変そうだけど、とっても楽しそうだなぁ、とも直感では思ったのだけど。そんな話をしていたらあっという間に時間に・・・あわてて準備してお店を飛び出します。
お祭り!?
街中の人が参加をしているというこのフェスタは時間制になっていて、チケットが配られている。7時のチケットだからと思いっきり走ってかけつけたのだけど、まだ6時の人が中に入れていない状態。遅れているようだ。「それならセールに行ってくる!」とかけだしたYokoさん。私とAkikoさんもついていったものの、結局ずっとおしゃべりをしてすごした。彼女は旅行代理店で仕事をしたり、調理士の勉強をしたりしていたのだけど、イタリアでレストランでバイトをしながら生活している彼と旅行している時にYokoさんと知り合って、ここのお手伝いをしているそうだ。そして彼もアルベロベッロに来て10ヶ月ぶりに近くにいるとのこと。なんだか、素敵な話だなぁ、と思いました。二人ともお店でぱきぱき仕事をしている姿はちょっとこわかったのだけど(というかそれだけ真剣なんだよね)、ものすごくいい人たちでした。
そして、ようやく入れたフェスタの会場では、女の子がガイドしてくれます。トゥルッリのある一角でアルベロベッロの昔の生活を「時」をテーマに再現しているのです。市場あり、チーズやさんあり、料理を作っていたり、飲んだくれの亭主がいたり、占い師がいたり、それぞれ短い劇をしてくれるのですが、これがとっても上手。子供たちはかわいいし、おじいちゃんは風格あるし、本当に街をあげてのお祭りなんだなぁ、と。そして、最後に牧師さんの話があってキリストの生誕を再現した馬小屋があるのですが、本物の小さい赤ちゃんとお母さんがいてかわいかったぁ。最後には途中途中で作っていたチーズやお菓子、ワインを食べたり飲んだりすることができます。夜のトゥルッリと昔ながらの生活の再現、言葉がわからなくてもとってもとっても素敵なフェスタでした。ところどころ同時通訳してくれたYokoさん、みんなさむいのに私にマフラーをかしてくれたAkikoさん、どうもありがとう!
女3人で語った夜
私以外の二人はお腹がすいていて、私も暖まりたかったのでカフェテリアへ。カプチーノとフォッカッチャを注文して、またまたおしゃべり。Yokoさんは2時間だけアルベロの街で観光するつもりが、ご主人のフランコと出会い、14年すんでいるのだとか。「ぽかぽか地球家族」にも出演されたそうです。「2時間のつもりが14年もいちゃった。」と照れたように話す彼女の目はとってもきらきらしていて、笑顔はバイタリティーにあふれていました。すごい決断力に目を丸くする私に「言葉がわからなくてもね、目を見ればわかるのよ。言葉が通じないから逆にだまされない。言葉じゃないその人の内面をちゃんと見ようとするのよ。」と。とっても説得力がありました。そして、結婚するということ、子供を産むということについて熱く語るYokoさんにただただ聞き入るばかり。私と同世代のAkikoさんに「この10年間にいろーーーんなことがおきるわよ。」と。そうなのかもしれない。こんなところでこんな熱い会話をするとは思わず、また初対面の人とこんなお話をするとは思いませんでした。いろいろ考えている今日この頃だけに、彼女の言葉はとても考えさせられるものがありました。さらに、ローカルな話で「駅前の焼肉や南山おいしいよねぇ。」とか「北京飯店は知らない?」とか・・・。深い話からそんな話まで盛り上がったのでした。
おやすみなさい
昨日みたいに凍えるのが嫌だったので(実は、夜とても寒かった・・・)シャワーは朝にすることに
そういえば今日、フェスタの中でみんなが突然演技を止めて黙ってしまうシーンがありました。わいわいやっていたのに、急に静かになって固まってしまったかのような彼ら、どうしてしまったんだろう、と思っていたらスマトラ島の自身のための黙祷だったようです。日本とは違って目はつぶらないのですが、みんなじっと冥福を祈っていました。どこの国にいても、世界の平和を祈る気持ちは同じなんだなぁ、と思わされた出来事でした。
そんなことを思い出しながら眠りにつきました。

*1/6予定外の祝日&帰りのバスに大ピンチ*
今日は実質最終日だからゆっくりしてもいいなぁ、なんて思っていたけど起きたら7時半であせりました!こうなると、急に寝過ごした時間が惜しくなるのだから、不思議なものです。そろそろ疲れもたまってきたのかなぁ、なんて思いながら起床して8時に到着する朝ごはんを待ちます。
ばたばたと朝ごはん
「ボンジョルノ!」とまた朝ごはん到着。「Check out. 10 o'clock? Office.」といってセニョーラは去っていきました。今日の朝ごはんはなにかなぁ、とわくわくしながら袋をあけると・・・昨日と同じ。ちょっぴりがっかりです。そろそろ甘いクロワッサンにも飽きてきたし。昨日、飲むヨーグルトとオレンジを買ってきておいてよかった。そしてゆっくり朝ごはん・・・を食べればいつもどおりなのですが、寝過ごしてしまった時間を取り戻すべく、シャワーを浴びて、パッキングをしながらパンをかじり、髪の毛を乾かして・・・、なんだか寝坊してしまった日本の朝と変わりません(笑)。というか、昨日のお昼ご飯がまだもたれていて、ヨーグルトだけで満腹感だったのだけど。そして、なんとか準備完了!荷物はリュックのほかに紙袋が増えていました。昨日のお買い物の成果です。そしてずっと悩んでいたのですが、今日は、この荷物を預けて、マルティーナ・フランカかロコロトンドのどちらかに行くことにしました。バーリでのお買い物も捨てがたかったのですが、やっぱり南イタリアならではの小さい街を見ようと思ったのでした。明日は帰国なので夜にはバーリに行かないと行けないのですが、それも間に合うでしょう。
待ちぼうけのチェックアウト
少し早かったのですが、チェックアウトに向かいます。時間に余裕があったので、郵便局によって郵便を出そうとしたのですが、閉まっており・・・重ーい荷物を持ってついたのが15分前。でも、オフィスには誰もいません。隣の家の人がいたので「彼女はどこにいるかしっている?」と英語で。でもなぜかその返事が「Can you speak English?」だったのはなぜだろう。そんなに下手だった・・?「10時に約束しているんだけど。」というと「あと15分あるじゃない。」と、早めにくるなんてイタリア人には考えられないことのように言っていた。荷物を預かってもらえないかきいてみるも、だめとのこと。じっとしていられない性格の私は少しうろちょろしてみた。インターネットポイントが近くにあることを思い出して、行ってみようかとおもったのだ。でも、通りのお店は全部閉まっていてインターネットポイントもどこだかわからない感じだった。もう10時なのにみんな遅いんだねぇ、なんて思いながら1週して戻ってきた。ジャスト10時。誰も来ない。仕方ないので、地面に座り込んで年賀状を書くことにした。天気はいいし、気分は爽快!とあくまでも前向きに。一人旅をしていると、不思議とポジティブシンキングになる。「待たされるなら好きなことしてまっていよう。」と。そうすると電車の遅れも、待たされることも気にならなくなる。1枚書き上げたときに手を振りながら彼女が車で現れた。「ごめんねー」(と言っていたと思う)といいながら、オフィスをあけてくれた。そしてチェックアウト=お会計をするのだけど、「とってもかわいかったからまたくるね。」といいたくて「Buono」というと「Breakfast?」と「No.No」というと「トゥルッリ?」と。「Si.Si」とこたえて気がついた。「Buono」とは「おいしい」という意味だった。いくら食いしん坊な私とはいえ、はずかしい・・・。
おみやげに、石でできたトゥルッリのミニチュアと、なぜかスパイダーマンのパンドーロ(たぶんケーキ)を持たせてくれた。うれしいのだけど・・・なぜスパイダーマン!?
そして、「荷物を預かってほしいのだけど。」というとちょっと困ったように考え込んで「OK!」と。そして向かいの家をトントンとして「この子が荷物を午後にとりに来るからあけてあげてもらってもいい?(推測)」なんて話している。とっても感じのいい目の大きなおばさんがにこにこと出てきて「ここをノックしてね!」と。すばらしいご近所さん付き合いだ。
不思議な経験

アルベロベッロを去る前に後にどうしてもいきたかった2階建てのトゥルッリ(トゥルッロ・ソヴラーノ)に向かいます。今日がイタリア旅行最終日だということにさみしさを覚えながら一歩一歩かみしめるように歩きます。まだ帰りたくない、もう少しここにいたい、そう思う私の耳にすごくきれいな音楽が聞こえてきました。音楽が聞こえるほうにあるいていくと、そこは教会。ミサの賛美歌だったのでした。聞いたこともない賛美歌の美しい音楽に感傷的になっていた私の心に響きました。思わず足を踏み入れた教会の一番後ろで、音楽が終わるまで聞き入ってしまったのでした。ちょっと涙ぐみながら、最終日にこんなきれいな音楽がきけてよかったなぁ、と。あんなにきれいな音楽は聞いたことがないのですが、また耳にすることもないのかと思うととても貴重だったと思います。音楽に感動したのは生まれて初めてだと思います。心に響く音楽を聞くと言うのはとても不思議な経験でした。
帰国の時間が少しずつ迫ってくるのがうれしいような悲しいようなそんな気持ちで最後の観光をしました。2階建てのトゥルッリは中が見えるようになっています。ベットがおいてあったり、機織り機があったり昔の生活の風景を残していました。
Aia Piccola地区へ
アルベロベッロでトゥルッリがある地区は、昨日のお昼に歩いたRione Monti地区と、昨日お祭りがあったAia Piccola地区がある。時間もあるので今日はAia Piccola地区をお散歩してみることに。こちら、華やかな商業都市のようなRione Monti地区とは全く雰囲気が違い、静かな住宅街。人も観光客もいないこちらのほうが私好みでした。昨日、ここでおまつりやっていたなぁ、とか思ったり生活している人を見てにこにこしたりしながらお散歩を楽しみました。
え・・・祝日!?
アルベロベッロに十分満足した私は、今日の予定を立てるために、電車の時間を知りたかったので駅にむかうことにしました。駅前の道のお店は相変わらず閉まっています。あいていたのは、キオスクのようなところと24時間スーパーと、くらい。駅の周りも閑散としています。そこで、時刻表をみながら、この時間に乗って、この時間に戻ってきてと計画を立てます。時計を見るともうすぐ電車が来る時間!ドア付近にいたおじさんに「Biglietti(チケット)、Ticket」とうったえると「No el treno(電車ないよ)」と。(たぶんもっとちゃんとしたイタリア語で言ったのだろうけど、私に聞き取れたのはそれだけでした。)事態を把握できていない私は、次の電車がこないのだとおもって「A che ora?(何時?)」と聞くと「No oggi(今日は来ない)」と。「domani?(明日は?)」ときくと「domani, Si.(明日はくる)」と。うーーん、なんでなんで?と思っていたら「Festivo. Festa」と。それでようやくわかりました。今日は祝日だと言っているのだ。祝日は電車が走らなくなる、と地球の歩き方にも書いてあったと思って、「Autobus?(バスは?)」と聞くと指をさしてバスの時刻表を教えてくれた。さらに「Dove?(どこ?)」とバス停の場所を聞くと「via BariのGas Stationだよ」と。つたないイタリア語でも必死になれば会話できるものです。もちろん、おじさんがとっても親切だからですが。
「Ciao」とおじさんが去った後、時刻表を見るとバーリ行きは朝2本あって8時半の後は午後4時半まで来ない・・・。その間に2時10分にロコロトンドとマルティーナフランカ行きのバスが出ることがわかったので、荷物を持ってそれに乗っていき、帰りは4時半ので直でバーリに行くことにしました。そうすると7時くらいにホテルに着くだろうという算段。
それで郵便局もお店もインターネットポイントも閉まっていて、さらには朝市なんてやっていたのねぇ、そして昨日のFestaも、とようやく合点。考えてみたら1月6日ってキリスト教の国ではお休みだった気もします。気づくの遅すぎ。でも、これで予定がすっごく狂うことになってしまうのでちょっとひょうしぬけ。
スーパーでお買い物
どこに国に言ってもやること、それはスーパーでのお買い物。現地のインスタント食品とかお菓子とか買うのが楽しいのです。今回は2時まで時間が空いてしまったのでいろいろ見ながら歩きます。会社の人たちにMade In Italyのちゃんとしてそうなチョコレートを買って、インスタントスープを買って、サラミを買って(ほんとうは持ち込み禁止ですが・・・)、パスタ、オリーブオイル、レモンッチェロなどなど惹かれるものはい多かったのですが重たいものは今回は我慢・・・です。なにせ背負うのはこの私。しかも、この時相当に体は疲れていたのです。バックパックの旅って体力いるんだよねぇ。肩はこるし背中は痛くなるし、足腰も痛くなる。最終にちょっと本音でした。
いやぁ、でもスーパーでのお買い物は楽しかった。ドイツに住んでいるころを思い出します。トゥルッリにもう少し長く滞在できたらここのスーパーでお買い物して、あそこのキッチンで料理できるのになぁ、なんて日本で料理をしない私が考えてしまいました。
タバッキ=タバコ自動販売機!?
どうしても今日中に切手を買いたかったので、熱心に地球の歩き方を読むと、「切手は郵便局か、タバッキで買える。」とあった。でも、突然「タバッキ」といわれたって何のことだかわからない。地元の人に聞いて見ようにも、カタカナでかかれているものだから聞けない。歩きながら探そう!と「タバッキ、タバッキ」と言いながら探してみる。そして、ようやく「タバッキ」(スペルは忘れてしまった。)と書いてあるところに自動販売機があった。後ろはお店になっているみたいだけど、どうやら閉まっている。これがそうかぁ、と思いながら自動販売機を見るとそれはタバコの自動販売機のよう。「タバッキ」ってまさか「タバコ自動販売機」の略!?なわけないよなぁ、なんて考えていたのですが、そんなこと考えても切手は買えないのでYokoさんのところに言ったときに聞いてみることにしました。(後述:「タバッキ」とはキオスクみたいなものだそうです。)
Yokoさんのお店へ挨拶に
昨日のお礼を帰る前に伝えたかったのと、いろいろ聞きたいこともあったのでYokoさんのお店へ。ちょうどお昼の準備でばたばたしていました。ロコロトンドとマルティーナフランカとどっちがいいかなぁ?とか切手はどこで帰るかなぁ?とかインターネットカフェは今日はやっていないんかなぁ?とかバスのチケットはどこで変えるのかなぁ?とかいろいろと教えてもらってしまいました。日本人がいるというだけでずいぶんと甘えてしまう私、いけませんねぇ。でも、あまりに何もかも閉まってしまっていて、地元の人の情報が必要だったのです。Yokoさんはインターネットの場所を教えてくれて「まずは、閉まる前にいっておいで」と。ちょっと迷いながらもインターネットポイントを発見!「1時までだから30分しかないよ」と念を押すイタリア人に「わかってるー。」と早速メールをチェック。でも、期待していた家族と友達からのメールがなくてがっかりし、職場からのメールがなくてほっとしたのでした。
そしてまたYokoさんのお店に戻って切手を買い、別れを告げました。Akikoさんは私と一緒にお茶をしてくれるとのこと。なんだかこうしてここに住んでいる人とのんびりお茶ができるなんて・・・住んでいるみたい。
Akikoさんとお茶

「何か食べたいものある?」と聞かれて「ジェラート!」と言ったのですが、残念ながらお昼休みでしまってしまっていました。そこで、お昼休みもあいているBarにてカプチーノを飲みながらおしゃべり。楽しくしゃべってのんびりしているうちに、バックパックで隣町に行くのがおっくうになり、ここでおしゃべりしているほうが貴重だと思い(そんなのばっかり)出かけるのはやめてしまいました!そうなると4時半まで時間ができることになるし。彼女の日本でのお仕事の話や、イタリアに車での経緯とか、どんなことを考えているのか、とか私の考え事とかそんないろんな話をしました。思い切ってこっちにきている彼女をすごいなぁ、と思いました。何かやりたいことがあってもどうしても頭でいろいろ考えてしまう私。「お店のお手伝いに来ない?」と言われてひかれるも、結局「それは私の本当にやりたいこと?」「自分の将来に結びつくの?次の仕事のためになる?」とかいろいろと考えてしまう。
留学とかに行っている私からは想像がつかないかもしれないけど、実は何年もかけて思いを募らせてから毎回行っているんだよねぇ。ドイツ留学は高校生のときから思っていて、大学入学と同時に決意して大学3年で行き、JAIMS留学は実は今の会社の前から考えていた。彼女は「私は流れに乗ってあまり先のことを考えない」と言っていたけど、でもそういう勢いだって大事なんじゃないかって思いました。私にはないものです。そして、「何が今やりたいの?って言われたら答えられない」と素直に話してくれる彼女は魅力的だと思いました。私も同じ気持ちでこの旅行中いろいろ考えてもまだ答えが出ていない、でもそれを人に話すことはできなかった。思わず「私も同じ・・」と共感したのでした。
年賀状&アメリカ人夫婦&最後の散歩
Akikoさんにはここでの日常生活があるため、お別れをして一人残って年賀状を書くことに。なんだか、こうやってゆっくりすごしていると、ここで生活をしているような錯覚におちいります。隣のアメリカ人の老夫婦も大量の絵葉書を書いています。そして「彼女も絵葉書かいてるよー。」と話しているのが聞こえてきたので、にっこりと笑いかけて「Are you on the vacation?」と私から話しかけてみました。実は、この旅でも他の旅でも、いろんな人に話しかけられるのですが、実は自分からはなかなか話しかけなかったりするのです。意外でしょ(笑)?お二人はアメリカから来ていて、だんな様のほうは横浜の米軍基地にいたことがあるとか。
そんなことを話しているうちに、どんどんカフェには人が入ってきました。どうやらお昼休みが終わったみたいです。バスの時間までまだ1時間以上あったのでもう少しゆっくりしていたかったのだけど、年賀状も書き終わってしまったし、せかすように片付けられてしまったし・・・お店をあとにしました。まぁバスのチケットも買ってないし、余裕を持って行動しようと荷物を取りに行くことに。
チェックアウトしたときに教えてもらった家をノックすると、にこにことおばさんが出てきて鍵を開けてくれました。本当はなにかお礼をしたかったのだけど、結局「Grazie.Grazie」とお礼しか出てきませんでした。そして、またまた重たいバックパックと増えてしまった荷物が入った紙袋を両手に歩いていきます。時間が余ったから、もう一度トゥルッリ郡を見ていこうと広場に行って景色を眺めます。でも、この街にはちょっと長く居すぎてしまったみたいです。もうこの景色もおなかいっぱい。ここまで一つの街にいることなんて、旅行では滅多にないから少しあきちゃったのかなぁ。贅沢ですねぇ。
帰りのバスのチケット
バス停に向かって行くことに。そして、途中にチケットが帰るところがあるといっていたので、そこによってチケットを買っていくことにしました。でも、確かに朝お店があったところにない。というか、どの店も閉まっていて、閉まってしまうと何やがあったのかわからないのです。そこでまたはたと気づきました。「そっか、昼休みがまだあけていないんだなぁ。」と。街の中心部はいくつかお店が開きかけていたけど、駅のほうは少しだけはずれているから少し遅い様子。探してうろちょろしているうちに、荷物が重たくってすっかり疲れてしまいました。やっぱり、この荷物を持って隣町に行くのは厳しかったなぁ。ガソリンスタンドのところにバスがくるのだから、ガソリンスタンドでチケットが買えるかも!とそこに向かうことに。しかーし、期待はむなしく頑丈なシャッターが降りていました。しくしく。
日本よりやや暖かいといっても、夜には冷え込みます。どちらかというとカプリ島とかナポリのほうが暖かかったなぁ、なんて思いながらヤッケにくるまりながらバス停で時間が経つのを待ちます。ちょっと大きめなので指の先や顔の下まですっぽり入って怪しい格好で。カフェも何もかもしまっているのでこうやって外で待つしかないのですが、通るのは車のみ。徐々に不安になってきます。何時になったらお昼休み終わるんだろう、バスは4時半だけど間に合うんだろうか。そして、4時を過ぎたころにもう一度バスのチケットを求めてお店を探してみることに。
この辺にお店があったはずなのに・・・場所がわからずあいていたBARに入って「Autobus Biglietti(バスのチケット)」と訴えてみます。そうすると「ここでは売ってなくて、あっちのお店だよ。」と。そしてそのあとで衝撃の一言が・・・。「Oggi(Today) closed.」とイタリア語と英語で教えてくれたのす。「駅は?」というと「closed」と。「じゃぁ、どこで買えるの?」というと「明日にならないと買えない。」と。がーーーん。ということは、今日はもうどこにいってもバスのチケットは買えないという事・・・ですね。

大ピンチ
これはピンチです。かなり一人であせりながら地球の歩き方でいろいろ調べます。バスのチケットのところには「バスの運転手からは買えないため、必ず事前に購入しておくこと。また、日曜・祝日はチケットを買えるところも閉まってしまうため、必ず前日までに入手しておくこと。」とちゃんとあるではないですか。いまさら遅い、早く言ってよぉ、という感じであせりはつのるばかり。さらに読むと「南イタリアはどこでも検察が厳しい。」とか「私は33ユーロの罰金をはらいました。」とかある。
もう一度駅に行って電車の時間を調べると朝は6時くらいからBARI行きはある様子。BARIから飛行場までのバスの時間をインターネットで調べられれば明日出発でもなんとかなるかなぁ、と思ってから、だめだ、インターネットポイントもきっと閉まっている、と思い直し。そもそもBARIのホテル取ってるし、駅前のホテルは休業中っぽいし。そして、またとぼとぼとバス停に戻りました。
バスが来るまで15分くらいの間にいろいろ考えました。目の前を通っている車でヒッチハイクしたらBARIまで連れて行ってくれないだろうか、とかキセルしてつかまったら33ユーロ払ってもタクシーよりは安いはず、とか。でも、1時間半以上の道のりどきどきしているのは心臓がもたないなぁ、とか。そして、でた結論。バスの運転手に直談判することにしました。イタリア語の本を片手に、どうやって訴えるか考えていたらバスのクラクションが聞こえました。どうやら私が思っていたのとは逆の方向だったみたいで、座り込んでいる私を見たバスの運転手が止まってクラクションを鳴らしてくれたのです。「BARI?」と聞くと、「Si」と言うので、わたってバスの入り口に行きました。

交渉?&感謝
さっき考えていた作戦で、まずはチケットを買いたいといってみることに。そこで「Biglietti(チケット)」というと「ここじゃぁ、買えないよ」と。「No Biglietti.」と自分がチケットがないことを言うとガソリンスタンドのお店を覗き込んでいる様子。「Closed.」というと、「あっちのお店は?」と「Closed.」というとあきれた様子。そこで「明日、日本に帰るために飛行場に行かないといけない。」と伝えたくてでも、必死で出てこなくて「Domani、Giappone(Tommorow、Japan)」とものすごいイタリア語で訴えました。その訴えが通じたのか、私の泣きそうな顔が通じたのか、運転手のおじちゃんはゼスチャーで「のれ!」と言ってくれました。よかったぁ、と安心してお礼を何度もいって乗り込みました。これで一安心。おじちゃんは「チケットはちゃんと事前にかっとけよなぁ(推測)」としばらくぶつぶつ言っていましたが、でも本当に感謝です。助かりました・・・。ほっ。
バスからの景色はとってもきれいだったのですが、相当疲れてしまっていたようで写真はありません。とにかくこのあせりとそれをどうきりぬけるかを考えるのでパワーを使い尽くしてしまいました。それでも、なんとかバスの運転手さんにお礼を伝えたくて、イタリア語の本で「私は明日、日本へ帰ります。だから、このバスはとっても大切でした。」というのを調べて、ノートに書いておいた。そして疲れてバックパックを抱き枕のようにして、寝てしまった。

バスの中もイタリア
バスに乗ってからも、これはちゃんとBARIに行ってくれるよね、と気が気でなかった。逆方向じゃないかなぁ、とかいろいろ考えるもそのときの私には、もう人に話しかけて確認する気力もなく・・・。確か、乗るときに方向を確認したはずだし、4時半にきたし、と信じることにした。電車の代行にもなっているバスだというのに、泊まるところは街中でしかもローカルなところだったりするので心配になってしまったのだ。
さらには、なぜか運転手が乗客に「右だよ」と教えられているシーンがあったり、路駐している車のせいですすめなかったり・・・。細ーい道を曲がろうとして表札にぶつかってはまってしまったり。はまってしまったときは、運転手が身を乗り出して表札を押していた気がしたけど、気のせい?さらには、二人ほど乗客が降りて前と後ろを見ながら抜け出すのを手伝ったり・・。なんともイタリアなことがいろいろ起きました。バスを見て走ってきた人をのせてあげたり・・・ね。予定外のところを曲がったのでバス停を素通りしちゃったのかなぁ。
どんどんと人が増えたところで一気にみんながおりた。みると「BARI Centro」とある。どうやら到着したらしい。私は一番最後に降りて、降り際にさっきしらべたイタリア語でお礼を伝えた。運転手さんは無表情に「No.No.」といってくれた。イタリア人って無愛想だけどいい人だ(涙)。
 
ホテルに到着してパタン
到着したところは、どうやら駅の裏みたいで・・・。近くの人に「ここに行きたい」というと下を通り抜けて向こう側にいかないとだめだよ、と。そして地下道(駅のホームに通じている道)を通り抜けると、見覚えのある景色が。駅前です。駅前は一番スリが多いところなので、気を引き締めてあるきます。そしてホテルを探して歩くのですが、疲れと比例して荷物が重たく感じられます。なんとか、ホテルに着いたのが夜の7時。フロントで「メールで予約したものです。」というと「Michino-」とすぐわかった様子。思ったよりおじいちゃんでびっくりしました。
英語がある程度通じるようだったので、明日のバスのことを聞いておこうと、「明日空港行きのバスに乗りたいんだけど、時刻表ある?」と聞くと「No. Problem. 駅の左のほうから「グリュー」のバスが出てるよ。」「グリュー」がわからくて「gray?」「green?」と聞いていったら「blue」でした。やっぱり英語は片言だったみたい。さらに、「時間は?」と聞くと「eight、nine、ten...」と1時間ごとにあるから問題ないよ、と。そんなきっちりした時間にくるはずないので、怪しいなぁ、と思ったのですがとりあえず今日のところは信じることに。

そして、部屋に入った瞬間に力尽きて、ベットにパタンと倒れこみました。寝るわけでもなくぼーっと30分くらいすごして「今日は、最後の夜なんだからおいしいものを食べに出かけよう!」と自分に気合を入れて起き上がりました。明日帰るのがちょうどいいのかもしれないなぁ、なんて思いながら。

外に出たら元気に
現金なもので、外を歩き始めたら元気になりました。考えてみたら、昨日のお昼がもたれているから、と今日は朝ごはんと小さなケーキしか食べていません。それで元気がなかったのかも。とりあえず、夜で真っ暗なのでメインストリートに出て人の流れにそって歩いていくことに。大学があるからか若い人が多かった。そして、年配の夫婦も多くてウィンドーショッピングを楽しんでいます。「セール」というシールがいっぱい張ってあるのを見て、「買い物したい、あと1日あればなぁ。」とさっきとはまた違うことを思いました。
レストランが見つかれば入ろう、と思っていたのにまだ時間が早すぎるのか、それともこのショッピングストリートにはないのか、お店がぜんぜん見つかりません。しかたなく旧市街に行くことに。ここもスリが多いらいいので人の流れにそってメインストリートと思われるところを歩きます。ピザやさん、とかBARとかヨーグルトやさん、とかクラブっぽいところとかはあるのだけど、最後の晩餐にはふさわしくないと却下。なかなかないものだなぁ、と思っていたときに、いい感じのお店がありました!歴史的な建物に、温かそうな光、そして中をのぞいてみると人も何組か入っていていい感じの雰囲気。ここにきーめた!と入って一人と伝えます。

最後の晩餐、大成功!
ウェイトレスのセニョリータはちょっとぷっくらしていてでも、すごく感じのいいかわいい女の子だった。「イタリア語は話せる?」と聞かれたので、「No. Only English or German.」と答えると、「We should talk in Englih. I will try to speak English.」と。メニューをとりあえず頼むと、このレストランはメニューはないので、説明してくれる、とのこと。前菜からPrimo(一皿目、パスタ料理)、Secondo(二皿目)と英語で説明できるのはすごい。そして、どの地方の料理かを教えてくれる。パスタの種類とかはさすがにイタリア語なのだけど、1週間もイタリアにいれば大体聞きなれた単語。そして、最後のほうに英語の単語がわからなかったのかイタリア語で言った彼女の単語「ganbero」に私は反応した。「Do you know?」といわれて「Yes.」と。それは、えびなのです。甲殻類大好きの私は、「かに」とか「えび」とかいう単語はすぐに調べてメニューで真っ先に調べるので覚えていたのです。なぜかこういう単語は覚えが早いんだよねぇ。必要はなんとかの母、ってやつよねぇ。
そして、最後まで説明を聞き、赤ワインと「前菜セット」と「ブラジオーレ」というバーリの肉料理、そして「えび」を注文した。「Secondoが二つだけどいいの?」と聞かれて「毎日ずっとパスタ食べたから・・・」というと「もう、パスタはNoって感じなんだね。」と笑っていた。そう、もうパスタはたくさんなのです。あっさりしたものがたべたーーい!という心境。
昨日に負けない量の前菜が出てきました。しかも、今回はお皿も大きい。一つ一つ「これはきのこでできています。」とか「バーリのローカル料理です。」とか「チーズとハムです。」と説明してくれる。おいしいけど、食べ切れなった。そして、すでにおなかいっぱい。次の料理が大きかったらどうしよう・・・なんていささか不安になりながら待ちます。ブラジオーレとは牛肉のロールをトマトソースで煮込んだもの。なかにつまっていたのはモッツァレラかなぁ。(実は、いまだ不明)そ、し、て!待ちに待ったえびが出てきました。えびをゆでただけのシンプルなもの。これが、ぞ私の求めていたものでした。お肉のときはとってもおなかいっぱいでくるしかったのに、別腹で見事に入っていき、ものすごい勢いで食べてしまいました。おいしかったぁ。最後の晩餐大成功です。
そして、あまりに感動したので最後にウェイトレスのこに「I try to speak Itarian.」といって「今日は旅行最後の日でした。とってもおいしい最後の夕食でした。」と。ゆっくり話す私を彼女はにこにこして訂正しながら聞いてくれた。なんか自己満足(^^)
帰りもウィンドウショッピング
帰りもまだまだ人がいっぱいいた。別のショッピングストリートをウィンドウ・ショッピングしながら帰った。今、イタリアでは白いダウンがはやっているらしく、みんながみんな来ているのでわかりやすかった。日本人みんな同じ格好をする、といわれるけどイタリア人も同じだねー、なんて思いながら。そして、ショーウィンドウも白いダウンやコートが多かった。短めの白いコートを探している私は、思わずウィンドウとにらめっこ。セールだから安くていいなぁ、なんて思って、でも明日帰るし、とあきらめて。そんな中、一つかわいいコートを発見!してしまった。ほしーい!そんなことをしたり、カルフールの看板を見つけて写真を撮ったりしながらホテルに到着。もちろん、ちょっと行き過ぎて戻ったりというお得意の迷子にもなりました。
変なシャワー
今日のホテルのシャワーは変なところについています。ユニットなのはどこも同じなのですが、真中にシャワーがあって、カーテンも何もない。そして、右奥に洗面所、左奥にトイレがあるのです。つまり、シャワーをあびてしまうと、その部屋はぬれてしまって全滅してしまう。そう思った私は、シャワーは朝浴びることにしました。でも、なんでこんな不思議なつくりなんだろう。。。
なにはともあれ、おやすみなさい。

*1/7 いよいよ帰国日*
とうとう帰る日です。なんだか、寝過ごしてしまうのが怖くて眠れませんでした。1時間ごとに目が覚めてしまって・・・。旅行中はなぜか前向きな私は「時差ぼけ対策にちょうどよかったかなぁ。」なんて思ったりして。そして、最後の朝も散歩に出かけることにしました。朝早く起きてさっそくシャワー。予想通り、ユニットバス中水浸し。そして、シャワーは途中からお湯がでなくなりました。昨日の夜、シャワーをあびなくてよかったぁ。部屋もあまり暖かくなかったので凍えしんでいたことでしょう。
朝の散歩
「散歩に行ってきます。」とフロントのおじいちゃんに伝えたけど、わからなかった様子。「出かけてくるね。」とゼスチャーで伝えて鍵を預けます。7時くらいで少しずつ明るくなってきています。また、どっちが東かを調べてきたので、日の出をみようかなぁ、なんて思いながら昨日歩いた道を旧市街へ。実は旧市街の入り口に魚市場があるので、そこに行ってみたかったのです。朝の散歩は気持ちがいい。なんとなく空気もおいしい気がします。そして、10分くらいで到着しました。でも・・・魚市場はなぜかやっていませんでした。港沿いを歩いているうちに日が昇ってきたのでそれを見て、旧市街をぶらぶらしたかったのですが、時間もあるので戻ることにしました。
バスの時間
念のため、空港行きの時間を調べようと駅へ。すると、おじさんが行っていた通り青いバスが止まっていて「aeroporto(airport)」と書いてあります。「次のバスは何時ですか?」と英語で聞くと、運転手さんはわからない様子。乗客のおじいちゃんが、通訳をしてくれました。若い世代ほど英語ができる、というわけではないのね。「8時10分にこのバスは出る。」とのこと。「その次は?」と聞くと、時刻表を見せながら「9時40分」と。え・・・やっぱりフロントの人は適当でした。9時40分までないなんて・・・1時間に1本じゃないじゃないですか。30分ほどでつくということだったし、まずは国内線でミラノに向かうので9時40分でも大丈夫かな。そして昨日の教訓から「チケットはどこで買うの?」と聞くと運転手さんは自分を指さしました。このバスは、社内でチケットを買えるようです。
ゆっくりとした朝

予定より40分も出発が延びたからのんびりとすごすことにしました。これなら、旧市街のお散歩できたのになぁ、と。そんな時、マックが目に入ったのでポテトを食べることに。ヨーロッパにきたら必ず食べる「Pommes mit mayo(ドイツ語でポテトwithマヨネーズ)」を食べなければーと思ったのです。これ、マヨネーズが日本のとは味が違って、ポテトと食べるととってもおいしい!朝から重たいものを食べるのはぜんぜん平気な私は、意気揚々と入って言ったのですが、「今の時間はポテトはありません。」とのお答え。そう、マックは日本と同じように「朝マック」状態だったのです。残念。
ホテルに戻ると、ホールだったところにテーブルが出て、朝ごはんが用意されています。パンとヨーグルトとコーヒー。まずまずかな。パンは袋にはいっていたので、おなかがすいたときのために持っていくことに。そして、部屋でゆっくりとパッキング&メーク。イタリアではほとんどノーメークだったのですが、日本に帰るし、飛行機は日本人でいっぱいだし・・・と。今までなら日記を書いていたところですが、なぜかパソコンをつける気分にはならず、なんとなくのーんびりとすごしました。
バスではらはら
ちょっとぎりぎりのバスだったので心配しながら乗車。とうとう日本に帰るんだなぁ、なんて思いながらうとうとしていると・・・渋滞にはまっているではないですか。大丈夫なのかなぁ、やっぱり8時30分にのるべきだったかなぁ、遅れるのが当たり前のイタリアだしなぁ、なんてまたしても不安になったのですが無事に車は動き出し、やっぱり少し遅れたけれど10時20分ごろには飛行場に到着しました。
小さい飛行場と手を上げろ!?
国内線のみの飛行場とあって、とっても小さい。郵便を出したくて「郵便局はありますか?」とInformationで聞くと「ポストは外にありますよ。」とOfficeはないとのこと。日本から持っていった郵便を結局持って帰らないといけないはめになりました。そして、チェックインを済ませて、キオスクで最後のお買い物をして。
みんなは別れを惜しんでハグハグしてたり、涙していたりしましたが、私は一人なので、そしてこのころには日本に帰るのが楽しみになっていたので楽なもの。でも、飛行場での別れがつらいことはとってもよくわかります。近い距離に行くわけじゃないからねぇ。
手荷物検査のときに面白かったのが、みんな手を上げて通っていくこと。まるで「手を上げろ!」といわれたかのように手を上げてゲートを通るのです。私もまねしようと思ったのですが、なんとなくはずかしくて・・・できなかった。
中に入ると、ますますお店もなく閑散としています。おなかがすいたので、朝もらったパンを食べながら本を読んでまちます。そして、またまた飛行機は遅れるようです。乗り継ぎ、大丈夫かなぁ。
ミラノではらはら
飛行機へややっぱりバスで移動します。バーリなんてところからのる日本人は私一人しかいませんでした。そして、飛行機は2時50分ごろ着陸。このころから私はそわそわし始めました。というのも、搭乗券を見るとミラノから日本への飛行機は3時15分出発とあります。2時50分についてからの飛行機の移動が長いこと。そして、窓から外を見ると、やっぱりまたバスで移動みたいです。普段は、飛行機から降りるときはとってものんびりしているのですが、今日ばかりは1番に飛び出ました。そして、バスにも一番に乗って降りるときも一番。飛行場の中では早歩きです。「まぁ、私が間に合っても荷物が間に合わないし、チェックインはしているから大丈夫なはずだよね・・・」と頭の半分では思いながら(そしてこのときはそれが本当になるとは思わず。)とってもあせりました。そして、モニターで出発時刻をチェックすると、遅れのサインもまったくなく「15:55」と出ているじゃないですか。搭乗券を見るとやっぱり3時15分。冷静になって調べてみると、どうやら搭乗券がミスプリらしい。もーーーーーー!
ということで、最後のお買い物をしたのでした。
日本への飛行機
日本への飛行機も当たり前のように遅れました。理由は「荷物の積み込みが終わっていない」ため。やっぱり、人の移動より荷物の移動のほうがかかるんだねぇ、私の思ったとおりだ、と思いました。
帰りに席がとなりになったのは、またまたツアーに参加していたご夫婦でした。彼らもマルタ島に行っていたとのこと。のんびりと年始年末を過ごされてきたようです。海外旅行が昔から好きで、年に2回はヨーロッパ方面に来ていて、「何十年も前に行ったときといまと旅行の値段が変わらない」とおっしゃっていました。それにしても、年に2回の旅行なんて羨ましい!「旅行好きな人って帰るときには、もう次どこに行こう・・・って考えているのよね。」という言葉に賛同。でも、次に行きたいところが「ニューヨークか南アフリカ。」そして、今まで行った中でよかったところが「ベネツィアとナイル川のクルーズ」というのにはびっくりしました。思わず「ナイル川って国はどこですか?」なんてばかな質問をしてしまいました。(エジプトです。念のため。)私も、次の旅行はちょっと変わったところに行ってみようかなぁ。
飛行機の中は映画!と決まっているのに、いつまでたっても個人テレビが映らない。見る映画ももう決めたのに、と思っていたら「個人テレビが故障しており、松下と通信したのですが、空の上で直すことは不可能ということです。」とアナウンスが。映画は1本だけやっていたけれど、英語とイタリア語しかないということなので英語で見た。イマイチ・・・だし、疲れすぎていてねれないし、行きよりも長く感じた機内なのでした。
アルプスの絶景
天気がとってもよく、イタリアからスイス、ドイツへと入っていく景色がきれいでした
。最初はミラノの街並みが見渡せ、そのうち自然がたくさんになっていき。「ずいぶん低いところを飛んでいるなぁ。」と思ったらアルプスの上だったり。(飛行機が低いのではなく山が高かったのです。)冬のアルプスは絶景で何枚も写真をとってしまいました。そうこうしているうちに、突然どんよりとしたくもがカーテンのようにある!と思ったらドイツの上空に突入。冬は寒くてどんよりしたドイツを思い出し、妙に納得。飛行機の中のテレビで、飛んでいるところの場所と映像が写されるのもよかったなぁ。このままヨーロッパにいたくなってしまったけれど。
飛行機の中もイタリア
イタリア人にとって飛行機はバスとか電車とかと感覚がかわらないのか、席を立ってずーーっとおしゃべりをしているのがおかしかった。飛行機の通路にたってずっと立ち話をしている人って初めて見ました。なんかおかしくなってきてしまいました。イタリア人はどこにいてもイタリア人なんだなぁ、なんて当たり前のことを思ったりして。「着陸態勢に入ります。」って言われているのに、まだしゃべり続けていて「座ってください」っておこられていました。アリタリアでは普通の光景なんでしょうか。すごくおもしろかった。
到着!したのは私だけ・・・
そんなこんなでしたが無事に日本にとうちゃくー。やっぱりほっとします。第一ターミナルだからか、パスポートコントロールもがらがら。そして、預けた荷物が出てくるのを待ちます。が、待っても待ってもでてこない。うーーん、これはひょっとして・・・と思ったら他のツアーの人も出てこなかったみたいで、合計3名がロストバッゲージ。初めての経験です。
最後まで落ちがついたなぁ、なんて思いながら、窓口で事情を説明して書類を書きます。「保険に入っているんですけど・・・」というと「帰国の場合は保険会社も出してくれないのが普通です。」と。なーんだ。たいしたものは入っていないのでそんなにあせりはしませんでした。でもよりによって名前とかつけていないし、大丈夫かなぁ、とは思い調べてもらうとシール(バーコードがはってあり、それでどこにいく荷物かわかるようになっているとのこと。)がはがれてしまっている荷物に私のはないとのこと。おそらく、つめなかったんでしょう、という話。荷物を積むために飛行機が遅れたのに、私のはつまれなかったなんて(泣)。でも、「荷物が出てこないってことはあるんですか?」と聞く私に「日本到着便に関してはほぼ100%出てきます。」との返事に「それなら、帰り道が楽になってよかったです。」とにこにこしてしまった私。担当の人は不思議そうな顔をしていました。この係りの人は毎日毎日クレームばかり聞いているから、そんな発言をする私は不思議に写ったのでしょう。
でも、バックパックに実はうんざりしていた私。帰りはなぜか17キロ以上になっていたし背筋もいたかったので身軽に帰れるのは本当にうれしかったのです。(後日談:翌日の飛行機で無事に荷物は到着し、郵便で自宅まで届きました。あけられなあったみたいで、没収されるかと心配していたサラミも含めて、すべて中身は無事でした!)

家族と再会&家に到着
「身軽なんだけど・・・それでも迎えに来てくれる?」と家に電話を入れます。さすがに10日もいなかったこともあり、少し心配していた様子。最寄り駅まで迎えに来てくれました。マシンガンのようにいろいろな経験を話しているとあっという間に家に。ただいまー!無事に帰ってきました。恋しかった自分のベットで寝ると、時差ぼけなのかものすごい深い睡眠に。そして、起きた瞬間どこにいるのか真剣に考えてしまいました。あまりにも非日常的な旅行に体のほうがどっぷりとはまってしまっていたようです。
さて、次はどこにいこうかな(^^)

The End

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